日時:12月17日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市金山町1丁目にある市立第6小学校の南側に位置する金山緑地保全地域(面積約13,000㎡)での緑地保全活動についてです。
先日、この緑地では林縁部のセットバック工事が行われました。その際、ナラ枯れ病による枯損樹木も含めて多くの樹木が伐採されました。緑地の雰囲気が様変わりして、落葉も終えた事もあり明るく見通しが大変よくなっています。今回は、林床に散乱していた大小様々な枝の整理や支障枝の剪定、半枯損状態の樹木の伐採、頭上の架かり枝を除去するなどの活動を行いました。
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:半枯損状態の杉の木を伐採したうえで、沢山の枝を切り落しているところです。年輪は20ほどで中心部には腐りがみえました。この過ぎについては、会で製作した落葉溜めの補強材として利用する予定です。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔12月の活動予定〕23日(土)柳窪緑地
〔2024年1月の活動予定〕5日(金)南町緑地、13日(土)歴環野火止、19日(金)午前・南沢緑地、午後・年次総会、27日(土)小山緑地
※来年2月からの活動日については、1月予定の年次総会にて決まります。決まり次第、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールおよび各緑地に『活動案内板』を掲示しますのでしばらくの間お待ち下さい。
※写真:手分けして落枝や剪定枝などを整理している様子です。林床にはナラ枯れなどの影響で大小様々な枝が散乱していました。
※写真:高所の支障枝等も対応する必要があります。最初は通りまで越境した枝を切り落そうとしているところです。次の作業は高所の枝を取り除くために長枝ノコギリを使って対処しているところです。最後の作業は、首の皮一枚でつながっていた枝を切り落しているところです。全ての作業については安全に終了しています。
※写真:多くの生きものが冬の間も活動しています。廃材置場で丸まっていた「ダンゴムシ」、今の時季に葉を伸ばし養分を蓄えている「ヒガンバナ」、正に今が活動時期のガの仲間「チャエダシャク」を見ることができました。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!