※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月30日 9時~14時30分 天気:曇
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)で行った緑地保全活動についてです。
例年、この時季の南沢氷川神社参道沿いの林縁部では、活動日程や樹木のセットバックが行われた事などの要因でカナムグラやカラスウリ、ヤブガラシなどの蔓性植物およびイネ科植物などが大繁茂状態です。今回は、それらの植物を草刈りして整理および神酒沢湧水池の清掃などの管理作業を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:中央の黒っぽい物体は、直径が30cmほどある枯れた柿の木です。普段行き来している場所に倒れました。倒れたのは9月9日の活動日以降のようですが人的被害が無くてホッとしています。ボラ仲間が、運び出すために1m程の長さに玉切りしているところです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔10月の活動予定〕6日(金)向山樹林地、14日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、20日(金)南沢緑地、28日(土)南沢苗圃(体験PGM)
〔11月の活動予定〕3日(金)南町緑地、11日(土)歴環下里、17日(金)前沢緑地(含む森の広場)、25日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
※11月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真:南沢氷川神社の参道沿いの林縁部での草刈りの様子です。午後まで活動を続けてこの参道沿いおよび南側に隣接する宅地沿いまで奇麗に刈取り整理しました。但し、現在結実して赤い実を付けているスイカズラ科ソクズは保護しました。
※写真:この活動で観察した植物や昆虫の仲間です。最初が赤いサンゴ玉の様な「ソクズ」、2枚目がツユムシの仲間「セスジツユムシ」、3枚目がスズメ蛾の仲間「コスズメ」、最後がカタツムリの仲間「ヒダリマキマイマイ」。このほか、活動中に関わらず草むらの中で10種類ほどの昆虫の仲間を観察しました。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!