日時:1月5日 9時~14時45分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南町3丁目にある都管理の南町緑地保全地域と隣接する市管理の南町森の広場で行った緑地保全活動についてです。この緑地での活動は、おおよそ2か月振りです。倉庫周辺部には、ナラ枯れによる大小様々な落枝があり、それらの整理や恒例の落葉掃き、ゴミ拾いなどの活動を行いました。
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:この緑地では毎年この時期に厚く堆積した落葉掃きを実施しています。20㎝前後の厚さがありクマデを使って落葉を掃くと春先頃花を咲かせるスミレの仲間が顔を出してきます。今回も多数観察できたので3月頃の開花が楽しみです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔2024年1月の活動予定〕13日(土)歴環下里、19日(金)午前・南沢緑地、午後・年次総会、27日(土)小山緑地
※来年2月からの活動日については、1月予定の年次総会にて決まります。決まり次第、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールおよび各緑地に『活動案内板』を掲示しますのでしばらくの間お待ち下さい。
※写真:今回行った落葉掃きと落葉溜めへの投入作業および枯損木の伐採作業の様子です。
※写真:今回の活動中に観察した生きものです。作業エリアの頭上で羽根を休めていた冬鳥の「アトリ科シメ」、落葉掃きなどしているとどこからともなく現れる「モズ科モズ」、工具類の棚卸時に箱の中で冬眠していた「ヤモリ科ニホンヤモリ」
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!