※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:10月12日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内小山5丁目および野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
午前中の活動場所は、小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林です。主に緑地北側の園路沿いの草刈や整理、支障枝の剪定、投棄ゴミ回収などの作業を行いました。
午後からの活動場所は、都立西高校の北側にある雑木林です。主に野火止用水沿いのフェンスに絡んだクズ蔓などの除去および園路沿いの草刈と整理作業などを行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔歴環小山〕:園路沿いに育っている「エゴノキ」に梯子をかけて上った所です。垂れ下がった枝があり支障枝を切るところです。

※写真〔歴環小山〕:市道や園路沿いでの草刈の様子です。僅かひと月前に同様な活動を実施しています。残暑が長引いたことから秋になっても植物の生長が止まりません。



※写真〔歴環野火止〕:用水沿いフェンスに絡んだクズ蔓の除去作業の様子と園路沿いの草刈の様子です。用水傍の通りがはっきりと望めるようになったほか、草ぼうぼうで歩きづらかった園路沿いも歩けるようになっています。



※写真:今回の活動でも多くの生きものを観察しています。紹介するのは、上から順に低危険種に指定されている「ニホンカナヘビ」、雑木林などで見られる「ホソミイトトンボ」、外来種の「ムネアカオオクロテントウ」、最後が眉間に3本有る線の真中の線が細い「オオカマキリ」です。




今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔10月の活動予定〕18日(金)南沢緑地、26日(土)南沢苗圃
〔11月の活動予定〕1日(金)南町緑地、9日(土)歴環下里、10日(日)柳泉園雑木林、15日(金)前沢緑地(含む森の広場)、23日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、南沢緑地、30日(土)向山樹林地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。