『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:11月30日 9時~15時10分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、立野川源流部に近い「向山樹林地(南沢3丁目)」および追加活動として清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)中央部」で行った緑地保全活動についてです。
向山樹林地では、樹林地へ行くための通路部分と立野川右岸側の草刈、落枝整理、灌木類間伐と剪定活動など行いました。一方、午後から行った南沢緑地では、水道局との境界付近の萌芽更新区画南側の管理作業を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔向山樹林地〕:向山樹林地の入口付近で今回参加した仲間が総出でクサギなどの幼木やオカメザサ、アズマネザサなどを刈込んでいるところです。
※写真〔南沢緑地〕:萌芽更新区画で保護植物などを確認しながら繁茂したアズマネザサなどを刈取っているところです。
※写真〔向山樹林地〕:前回の活動日を都合により取止めた結果、管理地全域が繁茂状態でした。立野川の境界部分を含め竹林内や保護エリア内の全てを刈込みました。また、未熟な竹や灌木類も伐採したことから見通しや風通しもかなり良くなりました。
※写真〔南沢緑地〕:萌芽更新区画では北側から南側へ向けて草刈や樹木剪定などの管理作業を実施しています。凡そ10m四方の遣り残しがあり今回の活動ですべての管理作業を終えた事で、良い来春を迎えることができます。
〔12月の活動予定〕6日(金)小山緑地、7日(土)歴環野火止、14日(土)金山緑地、20日(金)柳窪緑地、28日(土)予備日
〔1月の活動予定〕11日(土)南町緑地、17日(金)午前・年次総会/午後・南沢緑地、25日(土)歴環下里、31日(金)小山緑地
※来年2月以降の活動日については、1月17日実施予定の年次総会の後に公開しますのでお待ちください。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。