※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:6月15日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、竹林と湧水で有名な「竹林公園(南沢1丁目)」および立野川源流部に近い「向山樹林地(南沢3丁目)」での緑地保全活動についてです。
竹林公園では、繁茂した下草の草刈と整理作業を行いました。少しだけですが広場付近がスッキリと広がりが見えるようになりました。向山樹林地では、保護野草を支えるための竹製の支柱をたてました。また、マダケの間引きや右岸側のササ刈りを行っています。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔竹林公園〕:湧水池のある中央広場で草刈り作業を行っているところです。最後には刈草を竹林の南側にある刈草置場へ運んで終了になります。
※写真〔向山樹林地〕: この樹林地は一帯がマダケに覆われています。そのマダケを約50本間伐しました。また、野草保護のための支えを組み立てた他、一面を覆っていたアズマネザサを刈取りました。
※写真〔竹林公園〕:今回の活動時に観察した生きものでスズメ蛾の仲間〔ビロードスズメ〕の紹介です。個人としては、初めて目にしたワニのような顔をしたガの幼虫です。是非ご覧ください。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔6月の活動予定〕22日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、29日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔7月の活動予定〕5日(金)南町緑地、13日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、19日(金)南沢苗圃、27日(土)歴環下里
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。