※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:8月24日 9時~14時45分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内小山5丁目および野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
午前中の活動場所は、小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林です。主に野火止用水とび緑地北東側の草刈や整理、投棄ゴミ回収などの作業を行いました。
午後からの活動場所は、都立西高校の北側にある雑木林です。主に野火止用水沿いのフェンスに絡んだクズ蔓などの除去と整理作業などを行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔歴環小山〕:野火止用水の歩道沿いの活動の様子です。クズなどの蔓性植物やアズマネザサなどのイネ科植物などが繁茂しており刈取って整理しています。少しだけですが歩道沿いが広がったかと思います。
※写真〔歴環小山〕:順番に緑地東南側の倉庫付近で刈払い機を使った草刈り。次が緑地南西側の散策路入口付近での草刈。最後が緑地北東側でのクズで覆われた一帯を駆除しているところです。通行しやすくなっている他、見通しも風通しも良くなっています。
※写真〔歴環野火止〕:順番に野火止用水沿いのフェンスに絡まったクズ蔓を除去しました。更に北東側通り沿いに絡んだガガイモやヘクソカズラなどの蔓性植物を除去しています。こちらは雷鳴や腕の痛みなどのため全て終えることができませんでした。
※写真:活動中に観察した植物や昆虫の仲間です。「ガガイモ」「ホオズキカメムシ」「ハラビロカマキリ」「ササキリ」です。その他、クロカナブンやチャイロスズメバチなど多くの生きものを観察しています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔8月の活動予定〕31日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
〔9月の活動予定〕6日(金)南沢緑地、8日(日)柳泉園雑木林、14日(土)前沢緑地(含む森の広場)、20日(金)歴環下里、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、28日(土)南沢緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。