※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月6日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)中央部で行った緑地保全活動についてです。
主な活動は、緑地東側での大小様々な落枝整理および緑地中央部にある広場付近での繁茂したイネ科やシソ科などの草刈、それらの整理作業です。その他、危険防止のために設置してあるロープ柵の修理作業など行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔中央広場〕:普段の中央広場は、訪れる人が多く大部分が裸地状態です。この夏の猛暑のせいでしょうか?
通行人が散策路沿いに作った一筋の轍を除き一面が草原状態。今回、手分けして広場内の草を刈取りました。
※写真〔中央広場〕:活動後は以下の写真のように散策路沿いも林縁沿いも、勿論広場内も見通しと全体的に広がりを見せてくれました。
※写真〔緑地東側〕:大小様々な落枝が見られました。直撃していれば、大けが間違いなしのような長さがメートル級、径も20㎝程もある枝もありました。全てを玉切りや枝払いして廃材置場へ移動させました。
※写真:活動中には多くの生きものに出会いました。4例ほど紹介しますが、最初が今が花盛りの「ノシラン」、次がクモの仲間の「コガタコガネグモ」、更に身体も大きく筋が目立つ「ミスジマイマイ」、最後が今年初めて観察した「アオマツムシ」です。その他、スズメ蛾の幼虫やセスジツユムシなど多くの生きものを観察しています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔9月の活動予定〕14日(土)前沢緑地(含む森の広場)、20日(金)歴環下里、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、28日(土)南沢緑地
〔10月の活動予定〕4日(金)南沢樹林地、12日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、18日(金)南沢緑地、26日(土)南沢苗圃
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。