『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:2月14日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市の南側に位置する、東京都の前沢緑地保全地域(含む森の広場)で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、北西側飛地と中央部(森の広場が隣接)、南東側飛地に分離しています。この日は、中央部および南東側飛地において、アズマネザサの刈取りおよびシラカシやアオキなどの常緑樹間伐と剪定、落枝整理、投棄ゴミ拾いなどの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:活動の前日は強風が吹き荒れて外出もままならない状況でした。その影響もあり保全地域内には多くの落ち枝が散乱していました。正にそれらを拾い集めて整理作業を行っている所です。

※写真:今回の活動で使用した主な工具類は、間伐と玉切り時に使ったノコギリおよび枝打ち時に使った剪定バサミ、アズマネザサの刈取り時に使ったカマです。皆さんそれぞれ自前の工具類を持っており、使用後はヤニ落としをするなどして大事に使っています。









※写真:活動時に観察した生きものです。上から順番にメジロ科の「メジロ」、次がクモに似た「ザトウムシの仲間」、爬虫類でヤモリ科の「ニホンヤモリ」、ハエの仲間の「オオハナアブ」です。この寒い時期にも多くの生きものに遭遇します。これ等のことも活動時の楽しみの一つです。




〔2月の活動予定〕22日(土)金山緑地、28日(金)柳窪緑地
〔3月の活動予定〕8日(土)歴環下里、14日(金)南沢緑地、15日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、22日柳窪緑地、29日(土)午前・向山緑地/午後・南沢樹林地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。