東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:2月22日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市金山町1丁目にある市立第6小学校の南側に位置する東久留米金山緑地保全地域(面積約13,000㎡)での緑地保全活動についてです。
金山地区から東久留米駅に向かう近道が、本緑地の中を通っており近隣住民が利用しています。活動においては、その通路の周辺を整備しました。笹刈りや落枝拾いと片付け、トウネズミモチ・ヤツデ・アオキなどの常緑樹の間引きおよび剪定などを行いました。見通しが可なり良くなって、歩きやすくなったと思います。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:活動に参加した皆さんが林床部を暗くしているシラカシを伐採して処分しているところです。その周辺部では、アズマネザサなどの草刈りをしています。林床が明るくなると多くの野草が芽ばえてきますので楽しみです。

※写真:倒れていた樹木を運搬できるほどの長さに玉切りして散策路沿いの路肩替わりにしました。その散策路沿いがアズマネザサに隠れようとしていた事から周辺部を刈込み整理しました。






※写真:今回の活動時に観察した生きものです。キツツキの仲間の「アオゲラ」と庫内工具などの棚卸時に観察した冬眠中の「ニホンヤモリ」です。作業後ニホンヤモリについては傷つけないように元の場所へ戻しました。



〔2月の活動予定〕28日(金)柳窪緑地
〔3月の活動予定〕8日(土)歴環下里、14日(金)南沢緑地、15日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、22日柳窪緑地、29日(土)午前・向山緑地/午後・南沢樹林地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。