東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:4月12日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域(南沢3丁目)の南沢氷川神社参道沿いで行った緑地保全活動についてです。
主な活動は、開花時期を迎えたキンポウゲ科イチリンソウとニリンソウの観察および枯竹や未熟竹の伐採と整理作業。更に沢頭流路右岸側に設けている竹垣の修理作業などを実施しました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:孟宗竹の寿命は7年から8年とか太いものでは10年から20年などと言われています。今回の活動では古竹や枯れた竹、未熟な竹を対象に伐採して枝払いや玉切りして整理しました。

※写真:これらの写真は切り倒した竹の枝払いや玉切り、整理作業、伐採竹の引き倒しなどの様子です。枯れた竹は非常に硬質で切断に苦労しました。



※写真:次の活動は沢頭流右岸側において以前に設けた竹垣の修理作業の様子です。更に立っている竹を支えるための胴縁を番線で締め直しして、倒れかけた立子をカケヤで叩き固定させました。



※写真:今回の活動で観察した生きものです。最初が緑地内で開花した「キンポウゲ科イチリンソウ」次が「キンポウゲ科ニリンソウ」最後が、バッタの仲間の「クビキリギス」です。他にも早くもトンボの仲間を観察していますが残念ながら撮影直前に飛び立ってしまいました。



〔4月の活動予定〕18日(金)南町緑地、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔5月の活動予定〕2日(金)小山緑地、3日(土)南沢緑地(環境公社イベント参加)、10日(土)南沢緑地、11日(日)柳泉園雑木林、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、24日(土)歴環下里、31日(土)金山緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。