※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:11月15日 10時~15時 天気:曇 ※朝方の雨のため開始を1時間遅らせました。
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。更に、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市の南側(前沢3丁目)に位置する、東京都の前沢緑地保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、北西側飛地と中央部(森の広場が隣接)、南東側飛地に分離しています。この日は、南東側飛地において、通り沿いのフェンス際から約10m間に生育する実生木の保護や萌芽更新樹木のもやわけ、灌木類の間伐と剪定・整理作業、林縁部で相変わらず多い投棄ゴミ拾いなどを行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:活動開始時点の南東側飛地の様子です。下草の繁茂は勿論の事、中央部に見える実生から育ったクサギなども大繁茂状態でした。
※写真:活動後の様子です。下草刈りは勿論の事、繁茂状態のクサギも2m四方に1本残す形で間伐しました。反対側が透けて見えるように変化しました。このエリアについては日陰を作るための小雑木林作りを目指しています。
※写真:属に言うジャングルのような状態でした。活動時の基準を①大繁茂状態のクサギは2m範囲で1本残し②クヌギ・コナラの実生木はマークして保護③萌芽している樹木は優勢な枝を2、3本残して伐採④ほかの実生木も極力保護などとして東側から西側に向けて管理作業実施しました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔11月の活動予定〕23日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、南沢緑地、30日(土)向山樹林地
〔12月の活動予定〕6日(金)小山緑地、7日(土)歴環野火止、14日(土)金山緑地、20日(金)柳窪緑地、28日(土)予備日
※来年1月の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。
また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。