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フォーラム記事

higashikurume.kurunet
2024年6月08日
In 8.くらし・国際交流・その他(活動紹介)
コロナ禍でお休みをしていた「くるねっと友の会バスツアー」、4年振りの開催です。 昨年の秋、「来年のバスツアーは何とか開催したい。」と担当者は、皆さんに楽しんで頂けるバスツアー再開に向けて動き出しました。様々な問題を抱えながらの計画でしたが、令和6年5月15日、「くるねっと友の会バスツアー」のバスは、予定通りに東久留米駅西口を出発することが出来ました。そして、快晴にも恵まれ、車窓から見る風景を楽しみながらバスは順調に栃木県内を巡ることが出来ました。 【コース紹介】 東久留米駅西口 ⇨ <外環道・東北道・北関東道> ⇨ 益子焼窯元共販センター ⇨ 宇都宮餃子館(昼食)⇨ 大谷資料館⇨岩下新生姜ミュージアム ⇨ <東北道 ・関越道> ⇨ 東久留米駅西口 東久留米駅西口を出発したバスは、東北自動車道を快調に走り栃木県へ、日光連山を左手の車窓に見ながら最初の目的地、益子へ向かいます。 【益子焼窯元共販センター】 窯元共販センターに到着すると、先ずは、私達を出迎えてくれた大きな狸の前で全員そろっての記念写真。それにしても大きな狸、「これって焼き物なの?」 しばらく共販センターにて、益子焼の作品を見たり、買い物を楽しみました。 コーヒーカップ一つでも多くの窯元から数多くの作品が並び、「これもいい、これも、やっぱりこっちか??」と筆者。迷い迷って・・・結局は買えないまま、出発の時間が。 【宇都宮餃子館】 時間は12時を過ぎ、そろそろお腹が空いた頃、餃子が待ってました。 焼き餃子、蒸し餃子など4種の餃子に満足しお腹は満腹、さあ次は「大谷資料館」へ。 【大谷資料館】 大谷石は加工しやすく火に強いことから建材として多く利用されているとのこと。資料館へ向かう途中の車窓からも、大谷石を使った建物の壁や塀を多く見かけることが出来ました。 大谷石資料館前に着くと、駐車場の周囲には、露天掘りの採掘の跡がそのまま残されており、それは、非日常的な風景でした。 資料館から地下の採掘場跡へ階段を下りていくと、そこには人の手で採掘し作り上げたとは思えない、巨大な地下空間が広がっていました。どう理解したら良いのか、ここも不思議で、非日常的な世界、驚きの地下空間でした。 昭和60年ころまでは、人の手でツルハシを振り下ろし、大谷石を掘り出し、この空間を作り上げてきたとのこと。 石材として一つ掘り出すのにツルハシを4000回程振り下ろし、一人1日、10個程度を掘り出していたそうです。 (1日、4000回×10個=40000回) 【岩下の新生姜ミュージアム】 バスツアーのチラシでは「人気沸騰中の珍スポット」と紹介されていたこの施設、生姜のミュージアム?? 中の様子が全く分からない皆さん、大きなピンクの新生姜を横目に、入り口から、わくわくドキドキしながら入場しました。 イワシカちゃん(公式キャラクター)が出迎えてくれた室内の壁には、若い人に人気のアイドルのサインやイベントなどが沢山紹介され、それに続くピンク一色の展示室を、参加の皆さんは不思議そうな顔つきで見て回っていました。最後はミュージアムショップで生姜を使った食材を買い求めたり、新生姜ソフトクリームを味わったりと、それぞれに新生姜ミュージアムを楽しんでいました。 【東久留米へ】 「岩下の新生姜ミュージアム」を後に、バスは栃木ICから東北自動車道へ入り、後は東久留米まで ゆっくりと寝て帰る・・ことが出来ないのがこのバスツアー。恒例となった「ビンゴゲーム」が始まりました。 我々が「ビンゴゲーム」を楽しんでいる間にも、運転手さん、ガイドさんは帰路の交通情報をチェック。事故情報あり、それを迂回するルートを選択して、大きく遅れることなく東久留米に向かうことが出来ました。途中、安全運転に努めて頂いた運転手さん、行く先々で様々な情報をお話して頂いたガイドさんにお礼を申し上げて、無事に「くるねっと友の会バスツアー」を終わりました。参加した皆様、お疲れ様でした。 ************************************** バスツアーを終わって 4年振りに実施した「くるねっと友の会バスツアー」、天候にも恵まれ無事に終わらせることが出来ました。また、多くの友の会 会員の方に参加して頂きました。 今後も、年に一度の楽しめるイベントとして開催していきたいと考えています。お楽しみに。 活動紹介 : くるねっと
くるねっと 友の会バスツアー content media
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2024年6月08日
In 4.祭り・マーケット等(活動紹介)
第12回東久留米チャリティー手づくり小物市を、令和6年3月17日(日曜日)東久留米市庁舎1階の屋内ひろばを会場に開催しました。 主催:くるねっと 共催:たま市民活動ネットワーク(東久留米市・清瀬市・東村山市・小平市・西東京市) 後援:東久留米市・東久留米市社会福祉協議会 コロナ禍で中断していた小物市、4年振りの開催です。4年のブランクに、お店の数や当日の来場者数を心配していましたが、出店数は予定通りの36店舗で開催でき、そして、当日は、過去の実績を上回る850人の来場があり、再び、屋内ひろばに賑わいの街を作り出すことがことが出来ました。 会場の屋内ひろばには緑があり、天井は高く、屋外に近い開放的な空間を作り出しています。そんな空間だからこそ、出店者と来場者の会話がはずめば、賑わいの街、ふれあいの街を出現させることが出来るのだと思います。 今回も、出店者の方々が心をこめて作ったアクセサリー、手編みの衣類や装飾品、木工品、陶芸品など、数多くの手づくりの作品が店先に並び、たくさんのお客様が作品に興味を持ちながらお店の人との会話を楽しむ姿や、お店とお店の間を歩きながら何か宝物を探す様な姿を見ることが出来ました。 賑わいをみせた第12回東久留米チャリティー手づくり小物市も、午後3時30分に閉店しました。来場して頂いたお客さんは850人を超え、コロナ禍以前の来場者を上回り、関係者一同、4年振りの開催を喜びました。 来場して頂いた皆様、ありがとうございました。 出店者の皆様、お疲れ様でした。 ************************************** 4年振りに開催したチャリティー手づくり小物市は、再び屋内ひろばに賑わいの街、ふれあいの街を作り出し、無事に終わらせることが出来ました。今後もさらに、楽しさを加えてこのイベントを続けたいと考えています。 ◇最後に、出店頂いたお店の名前と作品を紹介させて頂きます。 活動紹介 : くるねっと
くるねっと 第12回東久留米チャリティー手づくり小物市
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2024年5月24日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
令和6年2月14日(水曜日)、10回目の「くるねっとわくわくウォーキング」を開催しました。 「東久留米を飛び出してちょっと郊外へ」、今回は、府中市の郷土の森博物館を訪ね、見頃となった梅の花を観賞し、そして、大國魂神社を参拝しました。 参加者25名は、東久留米駅に集合した後、武蔵野線の府中本町駅へ向かいました。 ウォーキングのスタートは、府中本町駅近くの矢崎町防災公園からです。 【コース紹介】 府中本町駅(矢崎町防災公園) ⇨ <徒歩約20分> ⇨ 府中市郷土の森博物館  ⇨ <徒歩約30分> ⇨ 大國魂神社 ⇨ <徒歩約5分> 府中本町駅 矢崎町防災公園でのミーティングで、くるねっと石川代表からの挨拶、担当者からのコース説明が終わって、府中市郷土の森博物館へ向かってスタートしました。 中央高速道路の下を通り抜け、サントリービール工場の裏を歩くと、郷土の森博物館はもうすぐです。 【府中市郷土の森博物館】 ちょうど梅まつりを開催中、正門の前には入場のチケットを買い求める人の列ができていました。 博物館に入ると直ぐに明治から昭和の初期に建てられた歴史的建物、旧府中町役場など数多くの建物が移築されています。昔の街並みの再現に、懐かしさを感じたのではないでしょうか。 ここからは、参加者それぞれに園内を散策しました。 郷土の森博物館には1000本以上の梅の木、約60種くらいが植えてあるそうですが、梅の花は見頃を迎えていて、広大な敷地と梅の木の数が相まって見応えのある物でした。 昼食をとったり、散策をしたりと、参加者それぞれに梅の花を楽しめたと思いますが、広大な敷地の園内を全て巡るには少々時間が不足気味「もう少し時間が」と感じた方もいたかもしれませんが、今日はここまでとして、次の目的地「大国魂神社 参拝」へと向かいました。 【大國魂神社 参拝】 府中市郷土の森博物館を出発して約30分、大國魂神社に到着しました。先ず、目に入って来た真っすぐに空に向かって伸びるケヤキの巨木に驚き、しばらく見上げていました。この木を過ぎると直ぐに拝殿です。 参加の皆さん、それぞれの思いを胸に、参拝をすませ、神社の広い敷地を散策しました。 大國魂神社は武蔵国の総社、その広さと敷地内に配置された数々の建物、植えられている樹木からも歴史を感じることが出来ました。 京王線の府中駅から大國魂神社へ向かう参道にはケヤキ並木が続きます。古木も多く、植え替えも進んでいると聞きますが、このケヤキ並木、国指定の天然記念物です。ケヤキ並木の天然記念物はここだけとのこと。 大國魂神社の参拝で今日のウォーキングを終わりました。ここから府中本町駅までは歩いて約5分、全員無事に東久留米駅へと戻り、解散しました。 ************************************** 【ウォーキングを終わって】 府中市郷土博物館での見頃を迎えた梅の花、大國魂神社への参拝、天候にも恵まれて、皆、満足した、そして、程よい疲労感を残しながら終えたウォーキングであったと思います。 今後も、東久留米から少し足を延ばし、何か新たな発見がある様なウォーキングを企画したいと考えています。ぜひ、多くの方々に参加して頂ければと考えています。 活動紹介 : くるねっと
第10回 くるねっと わくわくウォーキング
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2024年3月21日
In 5.芸術・文化・趣味・お稽古(活動紹介)
脳が目覚めるアート塾、臨床美術体験講座は回を重ねて今回で12回目、多くの方々に臨床美術を体験して頂きました。毎回テーマを変えて開催してきた本講座、今回のテーマは、「雪の年賀状づくり」です。お正月まであと20日あまり、ちょうど良いタイミングでの年賀状づくりに、7名の方に参加して頂きました。 講師は何時もの、天本啓子さん(くるねっと会員)です。 くるねっとの石川代表から、開催に向けての挨拶と講師の紹介が終わり、臨床美術体験講座の開講です。 【開講】 講師の後ろに貼られている写真は、降る雪、積もっている雪、冬の寒そうな情景など、これらは参加者に雪の体験や記憶を呼び起こしてもらうためのもの。さらに、講師からも、ボタン雪、粉雪、わた雪、などなど、降る雪の種類、また、積もった雪でも、湿った雪、ふわふわした綿の様な雪、サラサラな雪など、様々な雪の話がありました。 参加の皆さんは、雪の体験や記憶を呼び起こし、雪をイメージすることが出来たのでしょうか。 雪を表現するのに大事な要素、雪のイメージに合った用紙を選びました。そして、その用紙に、最初は様子を見ながら少しづつ筆を進めていました。 講師の話を聞き、講師の描く雪を見ながら、しばらくすると自分の雪のイメージが用紙の上に見えてきたのか、一気に筆を進めていました。 用紙には、参加者それぞれが思い描いた雪が表現されていました。 次に、用紙に描いた雪を切り抜き、それをはがきに貼り付けて「雪の年賀状」を完成させます。 雪のイメージを崩さない様、はがき全体のデザインなどを考えながら形を決めて切り抜き、それをはがきに貼り付け、全員3枚の年賀状を完成させました。 【鑑賞会】 全員の完成した「雪の年賀状」をホワイトボードに貼り出し、参加者は作品の前に立っての、講座最後の鑑賞会です。作者は、「音もなく降り積もる雪」「春先に降る雪」など、自分が思い描いた雪のイメージを語りました。 鑑賞会が終わると、自分の作品に、皆さん満足している様子を伺うことが出来ました。 ************************************** ◇講座を終わって 毎回、講座最後の鑑賞会では、自分の感性で思いのままに描いた作品に、作者自身が大変満足している様に感じることが出来ます。また、鑑賞会は、絵の好き嫌い、上手/下手に関係の無いアートの世界を感じる時間であり、臨床美術ならではの時間でもある様に感じています。 今後も、機会があればこの講座を開催し、多くの方が体験できる機会を作っていきたいと思います。 最後に皆さんの作品を紹介します。 活動紹介:くるねっと
くるねっと*臨床美術体験講座
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2024年3月21日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
2023年10月4日(水曜日)、日没の直前にウォーキングをスタートして、夕焼け空の下を歩こう、という特別企画のウォーキングを開催しました。 16時、市庁舎屋内広場に集合した参加者13名は、ミーティングを終わって、16時15分に出発しました。しかし、出発直前までの雨、雨は止んだものの曇り空、奇跡的に雲が切れて夕焼け空が望めることに期待して、落合川に向かいました。 落合川をあるいて黒目川との合流点へ。曇り空のしたを歩くことになりましたが、参加した皆さんは、何時もと違う時間帯のウォーキングを楽しんでいる様にも見えました。 落合川と黒目川の合流点付近での参加の皆さん。(写真左)。黒目川を西へ向かう参加の皆さん。(写真右)夕焼け空に向かって歩く予定でしたが、残念。 歩きなれた場所であっても目に映る風景は時間帯によっても変わります。新たな試みとしての「夕日の中のウォーキング」でしたが、残念ながら今回は夕焼けの空の下を歩くことは出来ませんでした。担当者は、「もう一度実施して、必ず夕焼け空の下を歩く。」と言っていました。ご期待下さい。実施時期は未定ですが、決まり次第にチラシなどでお知らせします。 2023年11月10日(金曜日)、参加者はコカ・コーラ工場正門前に集合、今回のウォーキングはコカ・コーラ工場の見学から始まりました。参加者は26名、正門での受付を済ませて、いよいよ工場の中へ。普段は垣根の外から眺めるだけの工場、「工場の中はどうなっているのだろうか?」と興味を抱きつつ工場の中へ向かいました。 係の方の案内で見学用通路を進むと、ショーウインドーにはコカ・コーラ社の製品がびっしりと並べられ、その反対側の壁には、工場に関する写真が展示さていました。 工場の生産現場を見ることが出来、また、映像による製品の説明など、コカ・コーラの歴史を学ぶことが出来ました。そして、コカ・コーラ製品(ボトル)を頂き、60分間のコカ・コーラ工場の見学を終わりました。 コカ・コーラ工場の裏には黒目川が流れていて、鯉やカモの姿を眺めながら、遊歩道を歩いて次の目的地へ向かいました。 あいにくの雨の中、コカ・コーラ工場から歩いて20分程、小山の飯塚宅(くるねっと会員)に到着しました。 飯塚氏が早速、丹精込めて育てた和蘭について説明を始めると、参加した皆さん、熱心に耳を傾けていました。 飯塚氏は、蘭の展示会で度々入賞するなどしていて、話にも熱が入ります。普段聞けない貴重な話が聞けたのではないかと思います。 飯塚宅からは歩いておよそ15分の松田宅(くるねっと会員)では、菊の鉢植えが所狭しと並べられていました。 菊の栽培にも大変な苦労があると聞きます。多くの人が松田氏のその体験話や苦労話に聞き入っていました。 陽だまりウォーキングは、松田宅での菊の鑑賞を終わって屋外での昼食、その後解散の予定でしたが、天候も思わしくなく、そのまま市役所まで歩き解散となりました。 参加して頂いた皆様、「陽だまり」とはならず、足元の悪い中のウォーキングとなってしまいましたが、「蘭と菊の鑑賞会」はいかがだったでしょうか。 何か、心癒されるものもあった様におもいました。 皆様、お疲れ様でした。 活動紹介:くるねっと
くるねっと わくわくウォーキング content media
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2024年1月21日
In 5.芸術・文化・趣味・お稽古(活動紹介)
明治から大正、昭和へと時代とともに発展を遂げた「久留米村」と「清瀬村」、村が 誕生してからのおよそ100年間の歩みについて、お二人の講師をお招きしてお話をして 頂きました。 自分の住むまちの歴史や普段利用している鉄道の歴史などを知ろうと、会場には53名の方々が集まりました。 講演会の司会進行を生活文化課の遠藤係長にお願いし、開講を前に、先ずは司会から講演の予定、お二人の講師のプロフィールを紹介して頂きました。続いて、主催者から、くるねっとの石川代表の挨拶、続いて、東久留米富田市長からお言葉を頂きました。 講師にお招きしたのは、東久留米市から東久留米市郷土資料室学芸員の上原健弥氏、清瀬市から清瀬市郷土博物館学芸員の中野光将氏のお二人です。 講演会は2部構成として、第一部では「清瀬市の100年の歩み」、第二部で「東久留米市の100年の歩み」を、お二人の講師に振り返って頂きました。 お二人の講師のプロフィールです。 【開講】 久留米村と清瀬村が誕生し、その後のまちの発展に大きな影響を与えた武蔵野鉄道(現:西武池袋線)の施設、そして、停車場の開業にも焦点をあて、鉄道が村の発展へどう関わって来たのか、村から町へ、町から市へと大きく変貌を遂げた、二つのまちの歩みについてお話をして頂きました。 「東久留米と清瀬の100年」 お話の主な内容です。 ◇明治22年、久留米村と清瀬村が誕生した当時の村の様子と名前の由来など。 ◇大正時代、二つの村の武蔵野鉄道開業への期待、停車場の場所が決まり開業するま でのエピソードなど。 ◇停車場(駅)が開業してからの駅周辺の開発計画、開発とともに変化した鉄道の役割。 ◇開発が進むとともに減少した耕作地や自然環境など、地図から読み取る昔と今。 ◇昭和の高度成長期の大規模な団地の造成と宅地開発の様子、人口の急増。 当時の貴重な写真、地図や資料を紹介して頂きながらのお話は、大変に分かり易く、また、昔を振り返る(当時を知る)良い機会を与えて頂きました。 【質疑応答】 「清瀬市には郷土博物館の様な施設があるが東久留米には無い、こうした施設が欲しい。」という声も。また、地名についての質問、武蔵野鉄道の開業当時についての質問など、可能な限り質問をお受けし、お二人の講師にお応えして頂きました。 写真は質疑応答の場面です。 武蔵野鉄道と停車場(駅)の開業は、その後の駅周辺の宅地開発など、まちの発展に大きく影響したことが分かりました。人口の急増に伴い鉄道の役割も変わり、輸送力が増強され、高度成長期の大規模な団地造成、さらなる宅地開発は、今の東久留米市、清瀬市の姿に繋がります。 発展に伴う耕作面積や雑木林などの自然環境が減少していく様子が、地図や資料で過去と現在が比較され、その様子が見えてきました。まちの発展と自然環境をバランスさせることの難しさを感じさせるお話でもありました。 ************************************** 【講演を終わって】 ◇参加者は関係者を除き53名でした。受付締め切り後も申し込みがあり、コロナの関係から座席数(定員50名)を少なく設定したのですが、「もっと多くの方々に聞いて頂きたかった。」と、今に思へば大変残念に思いました。 ◇講演会を二部構成としたことで、長時間の講演会となりましたが、途中で席を立つ方はほとんど無く、また、多くの方がメモを取られるなど、関心の高さを感じることが出来ました。 ◇アンケートを実施しました。回答を頂いた方は48名で回答率は約90%でした。多くの方から「話を聞けて良かった。」「興味深く聞けた。」「勉強(参考)になった。」などと回答を頂くことができ、本講演会を開催できて良かったと感じています。 自分が住むまちが歩んだ歴史を、今日のお二人の講師の話を聞き、少しでも記憶にとどめて頂ければと思います。 活動紹介 : くるねっと
第15回 くるねっと特別講演会 content media
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2023年11月09日
In 8.くらし・国際交流・その他(活動紹介)
既に、多くの方々が日常スマホを使っているのではないかと思います。しかし、様々な機能を持つ(持たせることができる)スマホ、「まだまだわからないことが。」「使いこなしてはいない。」と言った声も多く聞かれます。 スマホデビューを済ませてから次の段階へ、20名(定員)の方々が参加して「くるねっと・スマホ体験講座」を開催しました。 今回の講座も「ソフトバンク東久留米市幸町店様」の協力を得ての開催です。 スマートフォンアドバイザーの後田様を講師にお招きし、他、3名のサポートの方に操作指導や質問などに対応して頂きました。 くるねっとの石川代表から、スマホ体験講座開催に向けての挨拶、そして、講師の紹介をさせて頂き、スマホ体験講座「スマホの便利な使い方」をスタートしました。 ◇開講  スマホを日常的に使う方々、その活用の仕方はひとそれぞれ、よって講座に求められる内容も様々で、講座の開催に当たってはその内容を絞り込む必要がありました。今回の講座では、①マップを使った操作練習と検索、経路検索など、②アプリのインストール方法、有料/無料の区別など、そして、講座の最後に、③困りごとなどの個別相談の時間を設けました。 <①マップを使った操作練習と検索、経路検索> 前回の講座では、マップ活用の基本を習いました。地図を表示して拡大したり、レストランやコンビニを探したり、観光ガイドを見たり、知らない土地でも様々に使える便利さを知りました。 今回は、現在、自分が居るところから目的地までの、その経路(移動ルート)を検索しました。 先ずは、この講座を開催するまろにえホールから小金井公園へ行ってみました。目的地を小金井公園と入力(話しかける)すると、小金井公園までの経路、移動手段が表示され、公共交通機関、車、自転車、徒歩、いずれかを選択する、移動ルートと所要時間を確認することが出来ます。そして、案内を開始すると車のナビと同様に「次の信号を右方向です。」などと案内してくれるとのこと。便利な機能の一つを知ることが出来ました。 前回習ったことと組み合わせれば、知らない街で迷うこともありません。 <②アプリのインストール 有料/無料> スマホ用に開発されているアプリは様々な機能、種類、それこそ数多く存在し、本講座で選択することは困難、スマホを持つ人が必要とする、目的にあったアプリを選択するしかありません。 講座では、アプリの探し方、有料か無料かの確認方法、インストールの方法など、基本的なことを教えて頂きました。 <③個別相談> お一人お一人の相談内容を確認していませんが、既にスマホを使われている方々それぞれに「ここが知りたい。」があり、相談の内容は様々。講師、サポートの方々には時間いっぱいフルに動いて頂き、参加者の質問に丁寧に応えて頂きました。 皆様からはまだまだ沢山の質問がありましたが、時間の制約もあり、個別相談を終わらさせて頂き、今日のスマホ体験講座を終了致しました。 参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。 講師を務めて頂いたスマートフォンアドバイザーの後田様、ありがとうございました。 個別指導や質問へ対応して頂いたサポートの皆様、ありがとうございました。 ************************************** ◇講座を終わって  今回の講座では、使い方や内容を絞り込んでのテーマ設定を行いました。 また、参加者それぞれの方の疑問、質問には、個別相談で対応致しました。 今後も機会があれば、内容を検討し、より充実した体験講座を実施したいと考えています 活動紹介 : くるねっと
くるねっと スマホ体験講座 content media
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2023年9月28日
In 5.芸術・文化・趣味・お稽古(活動紹介)
くるねっとの臨床美術体験講座も今回で10回目、毎回違うテーマでアート制作を体験してきました。今回は、「夏の海」をテーマに、皆さんが体験した夏の海をイメージした「オリジナル・シーグラス」を制作しました。 本日の参加は8名、本講座に何回か参加されている方、初めての方、そして、臨床美術体験講座では初めて3名の子どもさんの参加がありました。くるねっと石川代表から臨床美術体験講座についての簡単な説明、講師の紹介があり講座が始まりました。 【開講】 黒板に貼られた沢山の夏の海の風景は、皆さんが体験した夏の海を思い起こして頂くためのもの。 海の青、海原と白い雲、色とりどりの魚、そして、夏の暑さ、夏の色や音などなど、五感で感じた夏の海の記憶が蘇りました。 ◇ワイングラス  透明なワイングラスに、記憶に残る夏の海を、色や銀箔などの材料を使い表現するのですが、先ずはワイングラスを見つめ、次に、講師の描く夏の海を参考に、そして、蘇った夏の海のイメージをワイングラス重ねました。 ◇夏の海のイメージをワイングラスに  ワイングラスを手に取り、アクリル絵具の色を選んで、ワイングラスに色を重ねていきます。色を使い分けて塗り、グラデーションを付け、銀箔を貼り付けたりして、自分だけの夏の海のイメージをワイングラスに表現します。 夏の海と言っても、その記憶は人それぞれ、シーグラスの出来上がりが楽しみです。 ◇鑑賞会  シーグラスが仕上がると次は鑑賞会です。皆さんのそれぞれの夏の海が机の上に並べられました。 講師が作品一つ一つを紹介し、その作者は自分が表現した(体験した)夏の海を話しました。 ・夏の沖縄を旅行した時に見た海の色、すごく綺麗で記憶に残っている。 ・海の中、青から深い青へと変化する海の中を表現したかった。 それぞれに、記憶に残る夏の海の思い出があって、それをワイングラスに表現しようとする思い、作品への思いが伝わって来ました。 皆さんと夏の思い出を語らいながら、今回の「臨床美術体験講座」を終わらせることが出来ました。 参加して頂いた皆さん、お疲れ様でした。 ************************************** 【講座を終わって】  講師は、参加者とのコミュニケーションを図りながら講座を進めることで、参加者それぞれの夏のイメージを表現したシーグラスを作成することが出来ました。 最後の鑑賞会では、全員が、作品に表現しようとした自分の記憶に残る夏の海を話し、初めて参加した子どもさんも自分が表現した夏の海を夏の思い出とともに話してくれたのが印象に残りました。 最後に皆さんの作品を紹介します。 活動紹介 : くるねっと
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2023年8月24日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
「健康とストレスの発散を兼ねて!」とスタートした「くるねっと わくわくウォーキング」、 8回目となる今回、前回と同じ「小平グリーンロード」を元気に歩きました。 【コース紹介】 東久留米を飛び出してちょっと郊外へ、今回もウォーキングのスタートは、鷹の台駅です。 鷹の台駅に集合した参加者は18名です。 ◇鷹の台駅 ⇨<小平グリーンロード(玉川上水緑道)>⇨ 小平市ふれあい下水道館  ⇨<小平グリーンロード>⇨ 小川水衛所跡 ⇨ 小平市平櫛田中彫刻美術館 ⇨   解散(一橋学園駅付近) 鷹の台駅でのミーティングで、担当からのコース説明、暑さ対策、注意事項などの話が終わり、10時過ぎ、鷹の台駅を出発しました。今日の行程は、おおよそ3.5㎞、幸いこの日は太陽を雲が覆い隠し、いくらか楽な感じではありましたが、水分補給は欠かせません。歩き始めて直ぐの、小平グリーンロードへと入り、最初の目的地「小平市ふれあい下水道館」へ向かいました。 緑の木立の中を歩くのは気持いいものですね。10分ほど歩くと府中街道との交差点へ、そこを右折すると直ぐに「小平市ふれあい下水道館」の茶色い建物が見えてきました。 【小平市ふれあい下水道館】 下水道館に到着して施設の概要や下水道の役割、玉川上水の現状などの説明を受け、施設の見学に向かいました。 先ずは、何と言っても日本で唯一、本物の下水道の中に入れる、下水道体験ですね。 地下5階に到着して、いよいよ内径4.5mの下水道管の中に入ります。臭いは? 強烈な臭いに期待していた人には、期待外れであったかも。思っていたよりも強い臭いは感じられませんでしたが、貴重な体験でした。 その他、私達の生活に不可欠な様々な下水道設備や資料が展示されていて、皆さん、身近なことだけに、興味深く見学していました。 【玉川上水 小川水衛所跡】 小平市ふれあい下水道館を出て、しばらく小平グリーンロードを歩き、ここは、玉川上水に設けられた「小川水衛所跡」です。 ここは、玉川上水の水を守るため、水番人と呼ばれる人が常駐し、水量の確認や周辺の巡回、清掃などを行っていた場所とのこと。淀橋浄水場の廃止とともに、玉川上水の水の流れも途絶え、この小川水衛所の役割も終わり、現在、その設備だけが残され保存されています。 参加の皆さんが覗き込んでいるのは玉川上水の流れ。淀橋浄水場の廃止とともに途絶えた水の流れは、その後の清流復活事業でその流れを取り戻し、今、こうして玉川上水の散策を楽しむことが出来る様になったとのこと。 【小平市平櫛田中彫刻美術館】 小川水衛所跡から直ぐのところに、懐かしい、そして、小平市のシンボルである赤く丸いポスト、その横に「小平市平櫛田中彫刻美術館」の案内がありました。 ◇メモ・・・「丸いポストのまち、こだいら」、小平市内に設置されている丸いポストの数は、都内の自治体で一番多いそうです。 赤い丸いポストの横を通り過ぎると、美術館は直ぐのところでした。 美術館には、平櫛田中の彫刻作品、書をはじめ、田中が収集した彫刻、絵画、工芸品や古美術などの作品が展示されていました。中でも目を引いたのは、歌舞伎役者の六代目尾上菊五郎をモデルに、20年以上の歳月をかけて完成したと言われる「鏡獅子」は素晴らしい力作でした。 「いまやらねば いつできる わしがやらねば だれがやる」は、田中の名言ですが、107歳で没するまで制作意欲は衰えなかったと言われる所以ですね。 美術館を出て、一番近い一橋学園駅で解散、第8回くるねっとわくわくウォーキングはここで終わりました。 皆さんの協力を得て無事に終わらせることが出来ました。皆さん、お疲れ様でした。 ************************************** ウォーキングを終わって 今回も、東久留米を飛び出してちょっと郊外へ、そして、個人では訪ねる機会が少ないと思われる施設、小平市ふれあい下水道館、平櫛田中彫刻美術館を訪ねました。下水道管体験や身近にあった有名彫刻家の美術作品などなど、参加した皆さんの記憶に残るものであったならば幸いです。 活動紹介:くるねっと
第8回 くるねっと わくわくウォーキング content media
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2023年7月11日
In 5.芸術・文化・趣味・お稽古(活動紹介)
身近な自然と科学をコンセプトに、多摩六都科学館の協力を得て、6回目の「多摩六都科学館ツアー」を 実施しました。テーマは「武蔵野外地の成り立ち」です。私達が日々暮らす台地の形成にはどの様な歴史 があるのかを学びました。 プラネタリウム投影では「南極で見る星空」を観覧、日本から見ることの出来ない南極の星空、星座や 星々の動きを体験しました。 【多摩六都科学館ツアー】 参加者は、くるねっと、友の会会員、一般からの参加など、合計25名でした。いつもの様に科学館エントランスの「惑星探査機ボイジャー」の下に集合してミーティングからツアーは始まりました。 先ずは、くるねっと石川代表からの挨拶、続いて多摩六都科学館の伊藤様よりツアーのスケジュール、注意事項などを説明して頂きました。 伊藤様には、これから始まるツアー全体を案内して頂きます。 【プラネタリウム】 今回のプラネタリウム投影は「南極で見る星空」です。 プラネタリウムの広いドームに入ると、非日常的な空間に「これから何が始まるのだろう?」といったわくわく感や期待感が湧いてきます。 不思議な空間ですね。 <南極で見る星空> 多摩六都科学館から見る星空の開設が終わると、少しづつ緯度を下げ、やがて、南半球の星空が映し出されました。 マゼラン星雲、望遠鏡座や六分儀座などなど、日本から見ることの出来ない星雲や星座が沢山紹介されました。南極の星空に「南極星」はありませんでした。そして、日本から見ていた星座は逆さに見えることに気付きましたか? <プラネタリウム投影が終わって> ツアー参加者はその場に残り、プラネタリウムご担当の柴崎様からプラネタリウム投影機が星を映し出す仕組みなどを説明して頂きました。そして、1億4000万個もの星々を映し出し、世界一数多くの星を映し出す科学館のプラネタリウムは、世界で二番目になったと紹介がありました。今度、新たな世界一となったプラネタリウムは、横浜にあるプラネタリウムだそうです。 星の数は二番目となりましたが、世界一素晴らしいプラネタリウムは「多摩六都科学館のプラネタリウム」と思いますが、皆さんは? 【展示室】 多摩六都科学館の展示室には5つの部屋があります。全ての部屋をきめ細かく巡ることは出来ませんでしたが、各部屋の要所要所では、立ち止まり、伊藤様から説明を加えて頂きました。 写真:左は、チャレンジの部屋で月面歩行(ムーンウォーカー)にチャレンジする参加者、体重は約1/6、軽々とジャンプ。 写真:右は、しくみの部屋、実際に動くリニアモーターカーの模型が展示されていて、その仕組みが分かり易く解説されていました。 【科学学習室】 展示室から科学学習室に入ると、小学校/中学校の理科教室を思い出させます。 全員が着席して座学が始まりました。テーマは「武蔵野台地の成り立ち」、科学館の小田島様による講座が始まりました。 武蔵野台地とはどの範囲の土地をいうのか、その確認からお話は始まりました。そして、およそ12万年前から現在までの、武蔵野台地の歴史をお話して頂きました。 私達が住む土地の歴史、台地の形成については興味を持つ方も多く、お話が終わって、「川の流れの影響は?」「火山噴火の影響は?」などなど、質問がありました。 座学終了後も場所を展示室の武蔵野台地の立体模型の前へ移し、小田島様の説明が続きました。ここで、模型を前に、武蔵野台地の特徴などを確認して、今回の「多摩六都科学館ツアー」を終了しました。 多摩六都科学館ツアーを支えて頂きました科学館スタッフの皆様、大変お世話になりました。 *************************************** 【多摩六都科学館ツアーを終わって】 ツアー終了後のアンケートでは、座学で聞いた「武蔵野台地の成り立ち」に関連して、「地域を歩き地形の特徴などを探ってみたい。」「勉強をしてみたい。」とお答え頂いた方がいらっしゃいました。実際に自分の足で歩き地形の特徴をさらに探るなど、次の行動へ結びつけて頂ければ、大変に嬉しく思います。 活動紹介 : くるねっと
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2023年6月09日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
今回のウォーキングも東久留米を飛び出してちょっと郊外へ。お隣の街「小平市」の小平グリーンロード (玉川上水緑道)を歩き、東京都薬用植物園を訪ねました。 ウォーキングのスタートは鷹の台駅から、参加者は東久留米駅に集合してから鷹の台駅へ向かいました。 参加者は20名、鷹の台駅で簡単なミーティングを行い、第7回 くるねっと わくわくウォーキングはスタートしました。 【コース紹介】  鷹の台駅 ⇨ <小平グリーンロード(玉川上水緑道)> 途中の公園で小休止 ⇨           小川橋 ⇨ 東京都薬用植物園(園内散策・昼食) ⇨ 解散 ミーティングでは、主催者からコースの説明と、この日の天気予報では気温は30度越えの真夏日、特に水分補給などの暑さ対策への注意がありました。10時過ぎ、鷹の台駅を出発して直ぐの小平グリーンロードへ入りました。 【小平グリーンロード/玉川上水緑道】  小平グリーンロードは、玉川上水、野火止用水、都立小金井公園などを結び、小平市を取り巻く約21㎞に及ぶ遊歩道です。平成16年には「美しい日本の歩きたくなるみち・500選」に認証されているとのこと、今日、歩いたのはその一部、玉川上水沿いの緑道を歩きました。 既に気温は30度近く、暑さの中のウォーキングになると覚悟をしていましたが、歩いているところは木々に囲まれた遊歩道。 木々の葉が日差しを遮り、湿度が比較的低かったこともあり、木漏れ日の中を快適に歩くことが出来ました。 玉川上水の流れはかなり深い所にあり、遊歩道からは、のぞき込まないとその流れを見ることは出来ませんでした。 写真は、遊歩道を歩く参加者を対岸から撮ったものですが、上の方を歩く参加者と比較すると、玉川上水の流れは相当に低いところにあることが分かります。 玉川上水は1654年、江戸へ水を運ぶために造られた水道施設です。当時の素掘りの跡が残されているところを多く見ることが出来、その堀跡は風化が進み、時の流れが刻まれているかの様にも見えました。 緑に囲まれ、木漏れ日の中、小鳥のさえずりを聞きながら気持ち良く歩く参加者の皆さん。 途中、休憩をとりながら、小平グリーンロードを約1時間程歩いてから、緑に囲まれた遊歩道と別れて、東京都薬用植物園に向かいました。日差しを遮るものの無いコンクリートの歩道はものすごく暑かった!!のですが、全員無事に植物園に到着しました。 【東京都薬用植物園】  東京都薬用植物園に到着したのは11時半頃、ここからの1時間30分程は自由時間、植物園内の散策を楽しんだり、植物の観察や昼食をとったり、参加者それぞれに楽しむことが出来ました。 広い植物園を散策すると、植物の種類ごとにきれいに区画され栽培されていて、数多くの綺麗な花が咲き、目を楽しませてくれました。また、薬用植物の種類の多さにも驚きました。 そして、目を引いたのは「ケシ」を栽培するために設けられた頑丈な柵でした。「ケシ」の栽培は禁止されていることから、ここは都内で唯一その栽培が見られる場所、管理は厳重で「ケシ」の花に近づくことも出来ません。興味深く柵の中を覗き込みました。 この、東京都薬用植物園は、健康食品の指導や薬用植物の正しい知識の普及に努めているとのこと、興味のある方はあらためて話を聞いてみてはいかがでしょうか。 午後1時近く、再び入り口前に集まり集合写真を撮って、第7回 くるねっと わくわくウォーキングを終了しました。大変に暑い1日でしたが、無事に終わらせることが出来、参加の皆さんに感謝、そして、お疲れ様でした。 ************************************** ウォーキングを終わって 東久留米を飛び出してちょっと郊外へ、緑に囲まれた木漏れ日の中、玉川上水沿いの道を気持ち良く歩きました。そして、薬草が身近にもあることを知ってはいても、それを見る機会は少ないもの、個人では訪れる機会が少ないと思われる東京都薬用植物園を訪ねました。 歩いた道の途中、また、訪れた施設で、参加した人それぞれに何か、小さな発見があったのであれば大変嬉しく思います。 次回、第8回 くるねっと わくわくウォーキングをお楽しみに。 活動紹介 : くるねっと
第7回 くるねっと わくわくウォーキング content media
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2023年4月22日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
今回の「くるねっと わくわくウォーキング」は、東久留米を飛び出してお隣の街「清瀬市」を歩き、 花のある公園や桜の名所を訪ね、清瀬市の春を満喫することが出来ました。 【コース紹介】   コースの案内役を清瀬市在住の渡邊さんにお願いし、キヨセケヤキロードギャラリーでの彫刻やコース途中での見所など、いろいろと解説をしてもらうことが出来ました。 渡邊さんは、「たねまきびと清瀬」の会員、様々なボランティア活動にも積極的に参加し活躍中で、また、くるねっと友の会の会員でもあります。 ◇集合場所(スタート)は清瀬駅 ⇨ <キヨセケヤキロードギャラリー> ⇨ 清瀬市役所で小休止 ⇨  花のある公園 ⇨ <武蔵野の面影を残す雑木林> ⇨ カタクリの花 ⇨ 柳瀬川沿いの桜並木 (桜のトンネル) ⇨ 金山緑地公園(解散) 【キヨセケヤキロードギャラリー】  2023年3月22日 10時、清瀬駅に集合した参加者は20名。 集合場所で案内役の渡邊さんを紹介、そして、ミーティングを終わり、さあ、出発です。 今年は、桜の開花が早く、その後も気温の高い日が続き、異例に早いさくらウォークとなりました。 先ずは、駅を出発して直ぐの、「キヨセケヤキロードギャラリー」を歩きます。 ここ、けやき通りの両側には、国内外の著名な彫刻家の作品、24作品が設置されています。今日は、道路右側、約半数の作品を見ながら歩きました。 ◇「キヨセケヤキロードギャラリー」で、清瀬市出身の彫刻家の作品を解説する渡邊さん。 【新しくなった清瀬市役所】 「キヨセケヤキロードギャラリー」を清瀬市役所まで歩き、ここで小休止。 新しくなった市役所、建物の外観は、眩しいほどの白い建物、内部もやはり明るい雰囲気の快適空間でした。 屋上には旧市庁舎から引き継いだ養蜂場があり、見学もできるとのことでした。 市役所を出て花のある公園へ向かいます。 【花のある公園】  この公園は、「清瀬の人たちが自然を大切にして、花で憩える場所にしてほしい」と、市民の方の寄付によって整備が進められているとのこと。その方の遺志を大切にして公園のテーマは「花」だそうです。 訪ねたときは、菜の花がきれいに咲きそろい、また、様々な花の手入れをスタッフの方々が進めていました。 ガーデニングに関する様々なイベントなども活発に行われているとのこと。 スタッフの方に活動の状況などのお話をお聞きした後、次の目的地(カタクリの花)へ向かいました。 (写真:花のある公園) 【台田の杜】  花のある公園を出発して、そこから続く武蔵野の面影を残した雑木林の中の道「柳瀬川回廊」を歩き、カタクリの咲く場所へと向かいました。今日は、春とは思えぬ初夏の様な気温、新緑の中の心地良さを感じながら、気持ち良く歩きました。 カタクリも花を咲かせ、我々を待っていてくれました。 台田団地の北側、柳瀬川沿いの桜も八分咲きほど、桜のトンネルを気持ち良く歩くことが出来ました。 柳瀬川の土手で桜の木を背景に記念写真をパチリ。 この後、金山緑地公園まで歩いて、今回の「さくらウォーク in 清瀬」を終了しました。 ************************************************** ウォーキングを終わって 今年は、桜の開花が早くその後の気温も比較的高いと予測され、実施を何時にするか迷いに迷い、最終的に22日に変更して(当初29日)の実施となりました。結果、天候にも恵まれ、桜も予想の通りに咲き、キヨセケヤキロードギャラリーの彫刻、花のある公園、カタクリ、そして、桜のトンネルなど、清瀬の春を楽しむことが出来たウォーキングでした。 案内をして頂いた渡邊さん、ありがとうございました。 活動紹介:くるねっと
第6回 くるねっと わくわくウォーキング content media
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2023年4月11日
In 5.芸術・文化・趣味・お稽古(活動紹介)
真冬、雪が降ると景色は一変し、庭の古木も綿帽子をのせ、神社の梅も雪化粧します。そんな冬の情景を、写生ではなく、五感を使って、心の中にある樹木を感じながら描いていきます。 【開講】  教室に入ると通常の講座とは机の配置がちょっと違っていました。講師から見ると「ハ」の字型に机が配置されていました。そして、講師の後ろのボードには、大きな樹木、雪化粧した樹木の写真や絵が沢山貼られていました。 このちょっと違った雰囲気に、臨床美術を経験している方は次への期待が、初めての方は何が始まるのか少し不安に思われたかも。 講座が始まりました。 今回で9回目となる臨床美術体験講座では、「雪化粧する樹木」を描きます。 参加して頂いたのは、本講座への参加経験がある方、初めての方、絵の好きな方、苦手な方など、7名の方々です。 講座を前に挨拶する、くるねっと の石川代表と講師を務める臨床美術士の天本啓子さん(くるねっと会員)です。 ◇こころの中に描かれる樹木   臨床美術は、与えられたテーマに基づいて、心の中にそのイメージを作り、そのイメージを用紙に描いたり、色や模様で、時には立体的な形で表現するなど、様々な手法を使い表現します。 今回の講座では「雪化粧する樹木」を描くのですが、雪化粧した樹木を写し描くのではなく、先ずは、心の中に描いた自分だけの樹木が雪化粧していく様子を想像して、その姿を用紙に描き表現します。 心の中に「雪化粧する樹木」をイメージする、と言ってもなかなか難しいもの、ボードに貼られた沢山の絵や写真は、参加者のイメージ作りを助けるために講師が用意したものでした。 ◇心の中の樹木を描く   講座が始まってしばらくして、臨床美術が初めての方には、その描き方に、戸惑いがあった様にも見えましたが、講師は、要所要所で描いて見せたり、参加者とのコミュニケーションを図るなど、参加者と向かい合うことでいつしかそれらは消えて、積極的に個性ある樹木を描き始めていました。 講師:「樹木は、根っこから、樹木の成長をイメージして・・・」 次に、心に描いた樹木に雪が降り始め、時間が経過するとともに少しづつ樹木に雪が積もっていく様子を書き加えていました。 講師:「寒さを感じ、樹木にどんな風に雪が積もっていくのかをイメージして・・・」 講座が始まってから約1時間半、全員が「雪化粧する樹木」を描き終わり、仕上がった絵を台紙に貼って、サインを書き入れて完成させました。 ◇鑑賞会  鑑賞会では、参加者全員の作品が前方のボードに貼り出されました。 講師は、作品一枚づつを手に取り、「優しい樹木ですね。」などと作者へ話しかけ、作品への思いを引き出していきます。 作者は作品への思いを話ました。  ・昔、見たことがある思い出の木。  ・力強い木を描きたかった。 などなど。   初めて参加した人達も、自信を持って自分の思いを伝えていたのが印象に残りました。また、参加者全員が自身の作品に満足し、絵を描き終えた達成感を持たれていた様にも感じました。 皆さんの作品を紹介します。 【講座を終わって】  講師は、自らが描いて見せたり、また、参加者とのコミュニケーションを図るなど、初めての方でも、絵を描くことの難しさを感じること無く、楽しみながら絵を描くことが出来ました。 最後の鑑賞会では、お互いに作品について会話を交わしたり、和やかな雰囲気を感じることが出来ました。 臨床美術をコミュニケーションツールとして導入している企業があるとのこと、本来、講座全体を通して、もっともっと多くの会話があっても良いのですが、コロナ禍の今、それは難しい状況の中での開催であったことが少し残念に思いました。 活動紹介:くるねっと
くるねっと*臨床美術体験講座 content media
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2023年3月11日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
今回のコースは、滝山方面を歩きました。上の原や神宝町、金山町方面に住んでいる方々にとっては、同じ市内であっても滝山は遠い所(行く機会が少ない)とよく耳にします。そうした方々が市内を知る機会になれば、そんな思いを込めて今回のウォーキングを計画しました。 【コース紹介】 東久留米市西部地域センター(集合) ⇨ わくわく健康プラザ(郷土資料室を見学) ⇨ <滝山商店街を散策> ⇨ すみれ公園(昼食) ⇨ ガスミュージアム (ガスミュージアムを見学後、現地解散) 西部地域センターに集まった14名が最初に向かったのは、東久留米市わくわく健康プラザ、この施設は閉校した滝山小学校を活用して設置されました。目的の東久留米郷土資料室はこの施設の中にあります。 【東久留米市郷土資料室】  西部地域センターを出発して10分程、東久留米市わくわく健康プラザに到着して、2階の東久留米郷土資料室に向かいました。資料室の手前には滝山小学校時代の教室(1室)がそのまま残されていました。教室に入った皆さん、はるか昔を思い出して何か懐かしさを感じている様にも思いました。 資料室には、石器時代や縄文時代、この地(今の東久留米市)に住んだ人々の生活が感じられる当時の住居や出土した石器、土器が数多く展示されていました。係の方に当時の様子を詳しく説明して頂き、東久留米の遠い昔から今への歴史に触れることが出来ました。 【滝山商店街】  東久留米郷土資料室を出た参加者は、滝山商店街を散策、昼食を買い求めたり、買い物をしたり、しばし自由時間を楽しみました。 この商店街は、滝山団地の開発と同時に設置され、当時は、若い子育て世代の人達で賑わう、活気に溢れる商店街でした。しかし、最近、シャッターの降りた商店も目立つ様になりましたが、様々なイベントの企画を立てての頑張りが評価され優秀な商店街として賞をもらうなど、商店街の方達の努力によって、徐々に賑わいを取り戻しています。 商店街を散策し、昼食を済ませた参加者は、滝山を南北に貫く遊歩道を歩き、最後の目的地、小平市にあるガスミュージアムへ向かいました。 <滝山ミニ情報> 滝山団地と歩行者専用道路   ◇滝山団地の「滝山」という名前、戦国時代末期に滝山城(現在:八王子市滝山町)へ向かう滝山道が、ここを通っていたことに由来するとのこと。昭和40年代の団地開発により滝山道は消滅しましたが、滝山と言う名を残すことになり滝山団地が誕生したとのことです。 ◇参加した皆さんが歩いた団地内の遊歩道は、敷地内歩道ではなく、道路法に基づく「歩行者専用道路」で、こうした整備は日本初の試みであったとのこと。そう、道路標識がちゃんとありました。 今でも、広々とした歩道は、コミュニティー空間として親しまれているそうです。 【ガスミュージアム】  ガスミュージアムの敷地に入ると、先ず、二つの赤レンガの建物が目に入ります。このガス灯館(正面)とくらし館(右)、二つの建物は、明治時代、東京でのガス事業に実際に使われていた建物を、現在の場所へ移設復元したものです。 ガス灯館は1967年に、くらし館は1977年に落成しています。 展示室には、ガスが私たちの暮しにどう関わってきたかの説明があって、実際の器具やその使われ方を展示していました。ガスの火を光源として利用した街路灯(ガス灯)や室内の照明器具が展示されていて、室内の照明器具ではそのデザインの多さに驚きました。 ガス灯に火を灯したり、消したりする仕事があったことや、渋沢栄一のガス事業との関りなどが紹介されていました。また、家庭内での湯沸かし器やストーブ、トースターなど、様々な機器の熱源としてガスが利用され、当時、生活に深く入り込んでいたガスの歴史を知ることが出来ました。 ************************************* ウォーキングを終わって 東久留米郷土資料室では、石器・縄文の時代から現在まで、東久留米の壮大な時の流れを感じ、ガスミュージアムではガス事業の始まりから、私たちの生活とガスとの関わりの歴史を知ることが出来ました。 そして、滝山という地域に触れることが出来た、およそ4.5㎞のウォーキングでした。 活動紹介 : くるねっと
第5回 くるねっと わくわくウォーキング content media
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2023年3月04日
In 8.くらし・国際交流・その他(活動紹介)
新型コロナウイルスの感染者数は増加傾向、そんな中、少しづつ日常を取り戻してはいますが、まだまだお家時間の長い生活をおくる方も多いのではないかと思います。そんな生活に、「日々の暮らしに香りを添えてみませんか?」 くるねっとからの提案です。 アロマテラピーとは、香りのチカラで心身のトラブルやストレスを穏やかに回復させる効果、また、健康や美容にも役立てることが出来る自然療法のこと。今回のアロマテラピー・ワークショップでは、参加の皆さんそれぞれのデザインで自分だけの「アロマワックスサシェ」を作り、家に持ち帰って頂きました。 講師は、得平さん(くるねっと会員:アロマテラピーアドバイザー)、そして、アロマテラピーインストラクターの内藤さん、お二人によってワークショップが進められました。先ずは、「アロマワックスサシェ」製作手順の説明からです。 香りは、本来、数多い香りの中から好みの香りを選ぶのですが、今回は、予め講師が選んだ二つの香り(オレンジ/ゼラニウム)から選択して頂きました。また、講師が、ワックスを溶かすなどの準備作業を行ってくれるため、参加者はアロマワックスサシェのデザインを決めることからスタートです。早速、作業にかかります。 【デザイン】  どんなデザインにするか? その構想がまとまったら素材(飾り用のドライフラワーなど)を選びます。様々な種類の素材が沢山用意されていました。自分だけのデザイン、想像が膨らむ時です。「・・・迷いますねぇ~。」と言いながら素材選びは、実に楽しそうでした。 素材が決まったら、自分が選んだ型に合わせてその素材を実際に配置してみます。 デザインについて聞いてみました。「クリスマス」「森の雰囲気を」中には、「語り切れない思いがあるのよ。」と言う方も。 それぞれにデザインが決まると次の作業へと進みます。 【制 作】  選んだ型にワックスを流し込みます。ワックスには予め選んだ香り(エッセンシャルオイル)が溶け込んでいて、香りが漂っていました。 ワックスが硬くなる前に、自分がデザインした通りに素材を配置していきます。 時間が経過(十数分)するとワックスが硬くなり素材が固定されて作品の完成です。 ワックスが硬くなるまでの待ち時間を利用して、インストラクターの内藤さんから、アロマテラピーについての詳しいお話がありました。 お話は、アロマテラピーとは? から始まって、香りの素である精油(エッセンシャルオイル)の種類、入手方法、精油を扱う上で注意することなど、そして、その効果や活用の方法まで。これで、自宅でも、自分の好みの香りを選び楽しむことも出来そうです。 そろそろ、ワックスも固まった頃、型から外して自分だけの「アロマワックスサシェ」の完成です。 皆さん、作られた作品に満足そうでした。 ********************************************* 【アロマテラピー・ワークショップを終わって】   自分でデザインしたアロマワックスサシェを作るということで、自分だけのデザインと素材選びは、作品作りへの興味や関心も高め、また、参加者どうしの会話もはずみ、楽しめる要素が多く含まれていた様に思います。事実、皆さんの作業は楽しそうに進められていたことが印象に残りました。 香りを楽しみ、そして、アロマテラピーの知識も得ることができたワークショップでした。 出来上がった「アロマワックスサシェ」はご自宅に持ち帰って頂き、日々の生活に香りを添えて頂けたことと思います。コロナ禍の今に限らず生活の中に香りを取り入れて頂ければと思います。 最後に皆さんの個性ある「アロマワックスサシェ」を紹介致します。 活動紹介 : くるねっと 
くるねっと「アロマテラピー・ワークショップ」を開催 content media
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2023年2月05日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
今回のコースは、小山地区を巡って東久留米市の指定文化財を訪ね昔の人の生活に思いを馳せ、くるねっと会員のお宅を訪ねて、丹精込めて育てた「和蘭」と「菊」を鑑賞しました。 【コース紹介】 東久留米市役所(集合) ⇨ れんげ公園 ⇨ 大圓寺 ⇨ 力石 <黒目川沿いの遊歩道> 小山小学校農園 ⇨ 蘭の鑑賞(飯塚宅)⇨ 菊の鑑賞(松田宅)⇨ 小山茶畑(昼食)⇨ 東久留米市役所(解散) 東久留米市役所屋外ひろばに集合した参加者は13名、出発して間もなく、立ち止まったのは「計画道路の案内板」の前、計画道路は何処をとおるのか? 計画道路に皆の注目が集まりました。 れんげ広場へ到着すると、体操の時間です。気持ちの良い青空の下、体が十分にほぐれたところで大圓寺へ向かいました。 【大圓寺】  大圓寺はれんげ公園から黒目川を挟んで直ぐのところ、山門を通り、本堂の前へ、建替えられ新しくなった本堂、しばし、境内を散策。 ◇ゴリゴリ馬頭 山門の横には、東久留米市の指定文化財(有形民俗文化財)の馬頭観世音塔があります。 元々は下里村の所沢街道沿いに造立された道標をかねた塔で、その場所は、板橋、八王子、江戸四谷、川越、それぞれからちょうど五里の距離にあったことから「ゴリゴリ馬頭」と呼ばれ親しまれていたそうです。その後、大圓寺へ移されています。 大圓寺を後に、次の目的地、力石へ向かいます。 黒目川沿いの遊歩道を歩き、中橋のすぐ近くの道路わきに東久留米市の指定文化財(有形民俗文化財)石橋供養塔と力石があります。 【力石】  石橋供養塔の前に並ぶ三つの大きな石は「力石(ちからいし)」と呼ばれていて、昔、小山村の若者たちの力比べに使われた石だそうです。その一番大きな石には、四拾五貫と刻まれており、重さ約169㎏、こんな重い石持って競走したと言われています。信じられますか? 力石で昔の人(若者)の怪力に驚き、さらに黒目川上流に向かいました。 【ちょっと寄り道】  東久留米総合高校通りの黒目川に架かる「落馬橋」、「昔、武将がここで落馬したことが橋の名前の由来」と聞いたことがあり「らくばばし」と思っていましたが「おちばばし」と読むのが正解。 一つ上流の小金井街道に架かる橋は「上落馬橋」、こちらは「かみおちうまばし」と読みます。 橋の歴史や名前の由来を調べてみるのも面白いかも。 【小山小学校農園】   地元の方の好意で実現した小山小学校の子供たちが管理する農園です。各学年ごとに様々な農作物が育てられていました。種まきから収穫するまでの体験は一生忘れることは無いように思います。素晴らしい取り組みと思いました。 【蘭 飯塚さん宅にて】   くるねっと会員の飯塚さんが育てる蘭の種類は「和蘭」に分類されるもの、小さな苗から丹精込めて育てて、様々な蘭展へ出展し、数々の賞を受けています。自宅前には温室が造られ、中には小さな苗が沢山育てられていました。今育てている蘭のいくつかを見せて頂き、その難しさや苦労話などを聞くことが出来ました。 【菊 松田さん宅にて】   続いて、くるねっと会員の松田さん宅へ。庭先には見事に咲いた菊の大輪を見ることが出来ました。 菊をここまで育てるには一年を通して手を抜くことが出来ない難しさがあると聞きました。秋、見事に咲き誇る大輪の花を見るとその苦労も吹き飛ぶとか、松田さんからも、その育て方の難しさ、苦労話などをお聞きました。 松田さん宅で菊を鑑賞した後、近くの小山茶畑で昼食をとって今回のウォーキングを終わりました。天候に恵まれ、気持ちの良い一日を過ごすことが出来ました。 ************************************************* 【ウォーキングを終わって】   今回は、市の指定文化財(有形民俗文化財)のいくつかを訪ねました。普段その前を通っても立ち止まることもなく通り過ぎていましたが、今日、それは、新たな発見でもあった様に思います。小山小学校農園では、子供たちが育てる農作物を見てその取り組みに感動し、飯塚さん、松田さんが苦労を重ね丹精込めて育てた「蘭」と「菊」を鑑賞し、その苦労話を聞いて、お二人の「蘭」と「菊」への思いを感じることが出来ました。 活動紹介 : くるねっと
第4回 くるねっと わくわくウォーキング content media
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2023年1月06日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
「フレイル」・最近、よく耳にする言葉です。 くるねっとは、「フレイル」という言葉に不安を抱く方やもっと知りたいと 思う方は、数多くいるのではないか、と考えました。 第14回くるねっと特別講演会のテーマを「フレイル」と決めて開催しました。 特別講演会は、明治薬科大学 石井文由教授を講師にお迎えして「健康で元気な100歳」を目指して頂くために「フレイル」とは何か、「フレイル」の予防や「フレイル」が気になる方には改善方法などをお話して頂きました。 【講演を前に】 講演会の司会進行は、生活文化課 安井係長にお願いしました。 先ずは、くるねっとの石川代表からの挨拶です。テーマに「フレイル」を取り上げた理由や、この特別講演会が多摩六都科学館の協力を得て実現できたことなどをお話させて頂きました。 富田市長様からお言葉を頂きました。講演の内容の大切さ、また、こういった講演会を開催した「くるねっと」の活動を評価して頂きました。 司会から、石井文由教授のプロフィールが紹介され、開講です。 講演は「フレイルとは何か?」から始まりました。 【フレイルとは】 先ずは、「フレイル」とはどういった状態のことをいうのでしょうか。詳しいお話をして頂きました。 心身ともに働きが弱くなってきた状態を「フレイル(虚弱)」と言い、それは、健康な人と介護が必要な人(要介護)とのちょうど中間に当たります。その時の症状について様々な事例を含めてお話をして頂いて、「フレイルとは?」を確認しました。 「フレイル」になる原因について、その一つは年齢を重ねることで生じる基本的な運動機能の衰え(ロコモティブシンドローム)や筋肉量が減り(サルコペニア)運動量が低下してしまうこと。そして、それらを原因として外出の機会が減り、社会との関りを無くすことも「フレイル」になってしまう原因の一つ。 「フレイルとは?」何か、そして、「フレイル」になる様々な原因をお話して頂きました。 【フレイルの予防と改善】 「フレイル」になる原因が見えてきたところで、次に、それを予防、改善する、いくつかの方法を教えて頂きました。「フレイル」予防と改善は健康寿命を延ばすこと、そのためにどういった生活をすればよいのか、自らが努力しなければならないこととは何かを、講師がまとめてくれました。 そして、大事なこととは、努力すれば「フレイル」から健康な状態へ戻れること、しかし、「フレイル」から要介護へ進んでしまうと「フレイル」へ戻ることは難しくなってしまいます。 先ずは、栄養バランスの取れた食事の大切さ、そして、筋肉量を付け、体力を持続するための適度な運動が必要とのこと。食事については適切な食材について提案があり、適度な運動については、効果的な運動を指導して頂きました。 高齢者は、身体機能や筋肉量が低下していることから、特に運動については自らが体を動かそうととする努力が必要とのこと。 そして、もう一つ大切なこととは、家から外に出て様々な活動に参加するなどしてして、社会との関りを継続し、いろいろな人達とのおしゃべりも予防の一つとのことでした。 写真は、握力測定中の参加者とスタッフの方による体操指導を体験中の参加者。 【機能チェック】 参加の皆さんに、筋肉量の目安となる握力測定と簡単な質問に答えて頂き、「フレイル」への注意度をチェックしました。 ・・・<あなたは大丈夫?>・・・ 結果は直ぐに集計されて、講演の最後に発表されました。 その結果は・・・参加者51名のうち「気を付けましょう。」の方が数名いましたが、そのレベルは低いもので、全員、心配は無さそうです。自分の状態を把握しておくことの大切さを教えて頂き、健康を維持する努力(フレイル予防)は常に必要ということを忘れてはいけないことを教えて頂きました。 元気に生活していくための「機能チェック」の結果が発表されて、今日の講演会を終わりました。 【セルフメディケーション】 講師は、健康を自分自身が管理して病気にかかっても自らが手当できる様にする「セルフメディケーション」を提案しています。薬に頼らない、自らの努力で健康を取り戻すことなど、その事例をお話して頂きました。 多摩六都科学館には、講師のコーナー(写真)が設けられていて「セルフメディケーション」を分かりやすく解説しています。 くるねっと主催の「多摩六都科学館ツアー」で科学館を訪れた時、このコーナーで「フレイル」という言葉に接し、講演会のテーマに決めました。講師を紹介して頂くなど、多摩六都科学館に協力をして頂いて今回の講演会が実現しました。 ************************************************* 【講演会を終わって】 講演会への参加者は、51名(満席:くるねっとのメンバーを除く)でした。参加した方達たちの平均年齢は76歳、最高齢の方は90歳でした。参加の皆さん、講師のお話に、最後まで熱心に耳を傾けて頂けました。 多くの皆さんに協力して頂いたアンケートの集計結果でも、75%の方々が「フレイルを感じたり、フレイルを不安に思う」と回答していました。日常生活の中で「フレイル」が気になっても、改善策が見出せないでいた方々が多くいたのではないかと思われ、講演を終わって、その答えが見えてきたのではないかと思います。今回の講演が意義あるものであったと感じています。 活動紹介:くるねっと
第14回 くるねっと特別講演会
「フレイル予防で、目指そう、健康で元気な100歳」 content media
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2023年1月04日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
お江戸日本橋を出ておよそ2里(約8㎞)、旧東海道の最初の宿「品川宿」には、行くたびに 新しい発見や楽しみがあります。 今回は標準のコースで、京急北品川駅から青物横丁駅間の旧東海道近くの名刹旧跡にそって、 往時の賑わいを偲びながら散策を楽しみました。 【コース紹介】 北品川駅を出て「品川宿まち歩きマップ」で今日のコースを確認し、雨の中の旧東海道品川宿ぶらり旅が始まりました。(今日の予定コースです。) 【旧東海道品川宿ばらり旅】 ◇問答河岸の碑  このあたり、将軍徳川家光を迎えた東海寺の沢庵和尚と、禅問答が行われた、と言い伝えられているところ。 「海近くして東(遠)海寺とは、これいかに」=「大軍のみを率いても将(小)軍というが如し」 江戸時代、このあたりの東海道の直ぐ東側は海であったとのこと、訪ねて見ると、今でもその当時の様子がうかがえる場所でした。 ◇品川浦船溜まり 江戸時代のこのあたり一帯は漁師町、海苔の養殖も盛んであったとのこと。今は釣り船、屋台船の発着場となり、東京湾からの潮の香りを満喫することが出来ました。 ◇御前山下の」砲台跡 五角形の砲台跡は、現在、台場小学校の敷地内にあるそうです。小学校の校門前に造られた砲台の石垣と白い品川灯台のレプリカが、昔、ここに砲台があったことを示しています。この砲台は江戸防衛のため幕末に築かれた品川砲台の一つとのこと。 ◇利田神社の鯨塚 11代、徳川家斉の時代に、品川沖に迷い込んだ鯨の骨を葬る珍しい塚で、隣の公園には、鯨の半身コンクリート立像がありました。 ◇履物店「丸屋」 西から江戸に入る最後の品川宿では、履物などを新調する旅人のため、この様な履物店が数多くあったそうです。丸屋は昔の面影を残す貴重なお店で、お店の前に立ち、昔の旅人で街道が賑わう様子や旅人が履物を買い求める様子を想像したりして、しばし昔の東海道に思いを馳せ、そして、何か懐かしくも思える一瞬でした。 ◇品川神社 品川神社は北品川の鎮守。6月の大祭は「北の天王祭」と呼ばれ、53段の階段を神輿が上り下りするそうです。境内には、宝物殿、神楽殿、板垣退助の墓などがあります。また、神社には富士山信仰の富士塚が造られていて、街道と富士登山でさぞ賑わったのではないかと想像できます。今回、富士登山はパス、ぜひ次には上りたい!。 ◇昭和ネオン高村ミュージアム ここは、(株)昭和ネオン先代の社長・高村五郎氏が収集した古看板180点のコレクションが展示公開(入場無料)されていて、江戸から昭和の時代を映すレトロな空間を演出していました。展示されている古い木の看板、一つ一つに目を通して昔を懐かしむ様に歩き、思わず手書きの文字の前で立ち止まったり、それぞれに、レトロな空間を楽しみました。 その後、善福寺、品川宿本陣跡を巡り、品川宿交流館で昼食をとってから、荏原神社、天妙国寺、品川寺などを巡りました。雨の上がった旧東海道を青物横丁駅へ向かって歩き、「旧東海道品川宿ぶらり旅」を終わりました。 ************************************************* 【「旧東海道品川宿ぶらり旅」を終わって】 出発の時、降っていた雨も途中で上がり、往時の賑わいに思いを馳せながら、日常とは少し違う、ゆったりと流れる時間の中で、旧東海道の散策を楽しむことが出来た一日でした。 品川宿には興味深い名刹旧跡がまだまだ沢山あります。旧東海道品川宿散策マップなども充実していて、あらためて「もう一度、旧東海道を訪ねてみたい。」そう思える品川宿でした。 活動紹介:くるねっと (カテゴリー:健康)
くるねっと 旧東海道品川宿ぶらり旅 content media
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2022年10月16日
In 3.福祉・高齢者・健康(イベント)
最近、「フレイル」と言う言葉をよく耳にします。 第14回くるねっと特別講演会では、「フレイル」とは何か、そして、「フレイル」の予防と改善についてのお話を致します。下記の資料にて、内容ご確認の上、お申込み下さい。定員は50名、定員になり次第締め切らさせて頂きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フレイル予防で、目指そう、健康で元気な100歳 content media
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2022年10月16日
In 3.福祉・高齢者・健康(活動紹介)
今回のコースは、集合場所のクルネショッピングセンターを出発して直ぐの場所にある「下里本邑遺跡公園」を訪ね、「下里富士塚」で富士登山、出水川の暗渠の上を歩いて上流へ遡り、「卸売り市場」から「柳泉園組合緑地公園」へ。柳泉園で昼食の後「しんやま親水広場」へ、黒目川沿いの遊歩道を歩き、出発地へ戻ります。柳泉園では、当初の予定にはなかったゴミ処理施設の見学をコースに加えることが出来ました。 【下里本邑遺跡公園】  下里本邑遺跡は、旧石器時代から奈良、平安時代までの長い歴史を持つ複合遺跡です。「下里本邑遺跡館」には、発掘調査で出土した、縄文時代早期の生活の跡や土器などの出土品が展示されていました。 黒目川沿いでの縄文人たちの生活に思いを馳せながら、次の目的地へ向かいました。 【下里富士(三角山)】  下里富士は、富士山信仰のために土を盛って作られた富士塚(富士山)で、山頂には浅間神社があります。地元では古くから三角山と呼ばれて親しまれていた様です。 高さは地上から7m程、全員が山頂を目指しました。 ここの場所は、清瀬市竹丘に位置します。清瀬市にはもう一つ「中里富士」と呼ばれる富士塚があります。興味のある方は「中里富士」登山へも挑戦して下さい。  写真:下里富士への登山(左)  出水川、暗渠の上を歩く参加者。 【出水川(暗渠の上)】  この地域での「出水川」は暗渠の中を流れ、水の流れを見ることは出来ません。川にはコンクリートの覆いがかけれれ、遊歩道として整備されています。暗渠の上を歩いて出水川を遡り、柳泉園を目指しました。 途中、卸売り市場で休憩を取りました。 スタートしてから約1時間、30度近い気温に体力も奪われ、少々、足も重くなりかけた頃、15分程の休憩の中、市場で昼食を買い求めたり、水分補給をするなどして体を休めました。 柳泉園まではもう少しです。 卸売市場を出発して20分程で柳泉園に到着しました。 かわいい椅子がお出迎え・・・。 時間は12時近く、柳泉園の施設をお借りして昼食を取りました。 【柳泉園】  昼食の後、柳泉園のごみ処理施設を見学しました。参加者のほとんどの方が施設見学は初めて、自分達が毎日出す様々な廃棄物がどう処理されているのかを知る良い機会となりました。 最初は、施設を紹介するDVDで施設の概要を見てから、スタッフの方の案内でごみ処理の現場へ向かいました。 柳泉園は、東久留米市、清瀬市、西東京市の廃棄物を共同で処理する施設です。 (写真:⇧)参加者の視線の先は、3市からの可燃ごみが集まるところ、年間6300トン程が処理されているとのこと。焼却時の熱は、発電やお隣の厚生施設、お風呂、温水プールに利用され、焼却灰はエコセメントに再利用しているとのこと。無駄がないのですね。 我々を迎えてくれたかわいい椅子、エコセメントで作られているとのことでした。 その後、ビン、缶、ペットボトル、危険物などの処理作業の様子を、スタッフの方の分かりやすい説明を聞きながら見学することが出来ました。説明の中に、ごみの分別が徹底されないまま回収されることがあり、度々可燃ごみに危険物が混じっていて、危険な爆発事故が起きていると、話がありました。ちょっと気になる話でした。 最後に、施設のシンボル的な煙突の前で記念写真を撮りました。 煙突の高さは100m程あるとのこと。日頃遠くから見るのと違い、真下から見る煙突は高かった。 【しんやま親水広場】  柳泉園を後にして「しんやま親水広場」へ、黒目川沿いの遊歩道を歩き、出発場所のクルネショッピングセンターへ全員無事に戻り、解散しました。 ◇ウォーキングを終わって 第3回目のくるねっとわくわくウォーキングは、柳泉園のごみ処理施設の見学を行程に加えたため、当初の予定より約2時間ほど解散の時間が遅れることになりました。「少々疲れた。」という言葉も聞かれましたが、「ごみ処理の現状を知る良い機会だった。」との言葉を聞くことも出来ました。縄文時代からの遺跡、富士山信仰を体験し、ごみ処理の現状を知るなど、終わってみれば有意義なウォーキングであったのではないかと思います。 ******************************************** 活動紹介 : くるねっと (カテゴリー 健康)
第3回 くるねっとわくわくウォーキング content media
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