子どもたちの居場所作り~駄菓子屋さん~パート1

更新日:5月18日

自転車で住宅地を走っていた。

ふと前方の路地の入口に「○○です。駄菓子屋開いてます。」

という手書きの看板が目に入った。「駄菓子屋!」。遠い子ども頃を一瞬思い浮かべた。新型コロナウイルス禍の中、「子どもたちの居場所がなくなっている」と問題になっているが、駄菓子屋がどう機能しているかレポートするのも面白いかも知れないと思いついた。調査すると市内に三軒を見つけた。

(もっとあるかも知れないが。。)

まずは三軒を、と早速デジカメ片手に取材した。

~1軒目~

駄菓子屋「カーリー」(東久留米市前沢2-1-35)。

店主は草刈智のぶさん。創業4年目。開店日は月・火・木・金で午後4時から5時。休日は水・土・日と祝日。扱う商品は5円~100円が主。店のスペースが狭いので新型コロナウイルス感染を予防して、一度に店に入れる人数は5人に制限し、店では食べてはいけないと言っている。

子どもにはさまざまな居場所が必要だと考え「駄菓子屋なら家を改造するだけで開ける。初期投資も少なくて済みそう。全くの素人であったが開業に踏み切って「店を開いた。」

開業すると早速、男の子が一人で来てくれた。駄菓子屋好きの子で、近所に駄菓子屋がなかったので、ひばりが丘まで自転車で買いに行っていたのだと言う。彼は自分の欲しい菓子や売れ筋の菓子、新製品情報などいろいろ教えてくれた。

お客は幼稚園児から小学校高学年児。中学生になると部活や塾通いが忙しいとみえて遠ざかっていくという。

店は住宅地なので、近隣に迷惑がかからないように気を使っている。子どもたちにも自転車ではなく徒歩で来店するように頼んでいる。

この4年間、一日一日が勉強だった。子どもたちにも問屋筋にも「心を開く」ことの大切さを学んだ。利益は薄いけど日々楽しいし、悩みもなく、幸せなので続けていきたいと草刈さんは言う。

①カーリー入口

②カーリー店内と草刈さん


                        東久留米 いち

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