駄菓子屋を核として「フリースクール」へ~駄菓子屋さんパート2~

更新日:5月18日

「だがしやかなん」(東久留米市幸町1-5-23)店主は山永和子さん。創業7年目。開店日は毎週水・日曜日、午後2時から5時まで。

山永さんは平成19年(2007年)から15年間、公立中学校で教室に入れない生徒の見守りボランティアを続けている。最初の頃の子どもは「いじめ」や「授業についていけなくなった」が原因となっていたが、時代とともに「何のために学校へ行かなければならないのか」「精神科的悩み」または「家庭の問題」など、原因も多様化の傾向にある。そうした問題に民間の力が必要と考え、駄菓子屋創業を思い立ったという。

「だがしやかなん」の創業で早速、学校で見守っていた子ども達がやってきた。学校へ行っていない子どもが日中過ごす場が必要だと感じ「フリースクールひらけごま」を開設した。

そこでは、大人になって社会に出たとき後悔しないように、せめて高校だけは卒業させたいという思いがあった。

学ぶことの大切さを思い出してもらいたいと思った。幸い「かなん」創業当時来ていた子どもは、大学生、高校高学年になっていた。そうした人たちの力を借りて学校へ行っていない子ども達に補習を行った。少しずつ効果は出てきた。

新型コロナウイルスの感染が最盛期の初期は実態がわからず不安で社会全体が沈滞いていた。

このままではダメ。何か熱中できるものをやろうと考え、「かるた」作りを提案した。

「やろう!」ということになり、早速読み札作りに着手した。

読み札が完成。引き続いて取り札の原画作りをした。

読み札、取り札の原画が揃ったところで業者に頼んで正式なかるたにしてもらった。

製作費には、国と東京都からの給付金をあてた。

新型コロナウイルス禍の中での協力作業で、感染ゼロに最善を尽くしての苦労があったが、効果は大きかった。

やれば出来ると自信がついたのが大きかった。

フリースクール「ひらけごま」は「だがしやかなん」があったからこそできた活動である。

今後ともぶれることなく駄菓子屋を核として幅広く活動を続けていきたいと思う、と、山永さんは語る。

①かなん入口

②かなん店内と山永さん

③かなんかるた

                         市民レポ―ター   東久留米 いち

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