※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:6月22日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(柳窪4丁目と5丁目)を流れる黒目川沿いにある柳窪緑地保全地域(約13,500㎡)および柳窪ケヤキ森の広場、柳窪第2樹林地において行った緑地保全活動についてです。
午前中は、柳窪ケヤキ森の広場において林縁部や園路沿いの草刈と整理作業を行いました。午後の最初は、柳窪緑地保全地域において第10消防団脇で草刈と落枝整理作業。更に柳窪第2樹林地へ移動して竹林管理作業を行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔ケヤキ森の広場〕:園路沿いの草刈を終えて仲間の皆さんが刈草の清掃作業を行っているところです。刈草はクマデを使ってかき集めます。更にメッシュシートに載せて廃材置場へ運び込んで一連の作業が完結します。

※写真〔柳窪緑地保全地域〕:膝下程度まで伸びたアズマネザサやオオアワダチソウなどを刈払い機を使って刈り込んでいるところです。機械では難しいフェンスに絡んだ植物やフェンス沿いは鎌で奇麗に刈込みます。

※写真〔柳窪第2樹林地〕: マダケ林での管理作業の様子です。今の時季は身が柔らかく処理が簡単な若竹が生長している時です。若竹は古い竹とは違って簡単に切断できる他、短い期間で朽ちてくれます。この活動では、100本以上伐採して処分しました。

※写真:今回の活動で観察した大きく育ったカタツムリの仲間のヒダリマキマイマイと体長が20㎝程もあったナナフシです。両者ともに中々見られないサイズに育っており「感激」しました。


今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔6月の活動予定〕29日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔7月の活動予定〕5日(金)南町緑地、13日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、19日(金)南沢苗圃、27日(土)歴環下里
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。