★緑地保全活動報告25年12月5日 向山緑地公園と南沢緑地保全地域
『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:12月5日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(南沢3丁目)にある東久留米市管理の向山緑地公園および東京都管理の南沢緑地保全地域において行った緑地保全活動についてです。
午前中は向山緑地公園にて野草保護のための草刈やマダケの伐採など行いました。午後からは、場所を南沢緑地保全地域へ移して竹林内部の枯損竹や未熟竹などを伐採して整理するなどの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔向山緑地〕:立野川上流部左岸側で林床の野草保護のための草刈作業を行っているところです。現在向山緑地の公園化事業が進められています。写真右下には施行中であり赤いコーンが3本置かれており、傍に黒い擬木が立てられています。

※写真〔南沢緑地〕:保全地域内の竹林において枯れたモウソウダケを伐採して整理しているところです。今回の活動で大小様々な枯竹を20本ほど処分しています。少しだけですが竹林内が明るくなり風通しも良くなった気がしました。



※写真:今回出会った生きものです。最初が擬木の上で日向ぼっこ中の「ツヤアオカメムシ」、次が今の時季に花を咲かせている「キク科ツワブキ」、最後が赤い実をつけた「センリョウ科センリョウ」です。



〔12月の活動予定〕13日(土)小山緑地、19日(金)金山緑地、27日(土)柳窪緑地
〔2026年1月の活動予定〕10日(土)南町緑地(含む森の広場)、16日(金)午前・年次総会/午後・南沢緑地、24日(土)歴環下里、31日(土)小山緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。





