去る、8月27日(日)10時~11時、子どもセンターひばりにて
「竹林公園 使い方アイデア ワークショップ」が行われました!
場所は東久留米市ひばりが丘団地8-11。
みんなで竹林公園への素敵なアイデアをたくさん考えましたよ!
最高気温35度を超える猛暑の中、元気な児童の皆さんと親御さん、計7組が参加されました。
始めに、市・環境政策課から、本イベントのご説明がありました。
今回は、前回7月30日に行われた竹林公園でのワークショップ「鈴づくりワークショップ」に続く、第3回目となります。
東久留米市が進めている、「竹林公園をフィールドとした公園ストックマネジメントプレビュー事業」の一環です。
今回のワークショップの主旨は、「使う人によって、公園に対する考え方様々。みんなにとってどんな竹林公園が良いか、を考える時間に。」「特に車椅子の方やお年寄りへのバリアフリーの事を。」とのご説明がありました。
Q:竹林公園をフィールドとした「ストックマネジメントプレビュー事業」とは?
A:教育・福祉・産業等、分野横断的取組の実績を有する竹林公園をフィールドとして、令和5年度より実施を予定しいる「(仮称)公園ストックマネジメント検討支援業務委託」のプレビュー事業です。
「地域住民組織等とのパートナーシップによる維持管理」、「近隣住民の意見に沿った機能別再編」等、市民の皆様とともに考えるパークマネジメントを進めていくためのノウハウの蓄積や、地域の子ども達が公園づくりに参加することによるこのまちへの愛着の醸成などを目的としています。
(東久留米市H.P.より)
続いて、今回のワークショップを運営して下さる、一般社団法人「まちにわ_ひばりが丘」の若尾健太郎さんから、ワークショップの説明がありました。
一般社団法人「まちにわ_ひばりが丘」とは・・。
ひばりが丘団地再生事業のために新たにマンション等の施設がつくられることに際して、開発事業者とUR都市機構が中心となって立ち上げたのが、「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」です。
住民に寄り添い、エリアマネジメントを展開し、2020年度からは住民主体の運営を行っています。
大人チームと子供チームに分かれて、話し合い、公園へのアイデアを考える事になりました。
まずはみんなで簡単なゲームをして、アイデアを出す為の、頭の体操です。
体操の後は、いよいよ「アイデア募集会議」のスタートです!
手前が子供チーム、向こう側が大人チームです。どんなアイデアが出て来るでしょうか?!
今回はみんなのアイデアをホワイトボードに書き写してくれる、「グラレコ(※グラフィックレコーディング)」をしてくれる方々も来て頂きました。
※「グラフィックレコーディング」とは、ミーティングでの議論内容や提案を、絵や図形などのグラフィックを用いてリアルタイムにまとめる手法です。
まずは、みんなで思い思いに、公園でやりたい事、バリアフリーの事、景観の事、居心地の良さ、等を喋っていきます。
忘れない様に、付箋にアイデアを書いていきます。
みんなが付箋に書いていったアイデアは、竹林公園の白地図の上に貼っていきます。
竹林公園のどの場所に、どんなアイデアが集まるかな?!
子供チームは、どんどんアイデアが出てきます!
ターザンロープ、カフェ、筍料理、すごろく、迷路、ブランコ、流しそうめん、竹で作るジャングルジム、竹で作ったテーブルで勉強、テニス、プール、竹馬、七夕で星座観賞、サッカー、釣り、マウンテンバイク・・・等々。
子供たちの夢のある、素敵なアイデアが溢れます!
大人チームも、負けていません!
スマホも使って!アイデアをどんどん書いていきます。
竹トンボワークショップ、筍堀り、剪定イベント、スマホゲーム出来るWi-Fi、綺麗なトイレ、川遊び、駐車場、ライトアップ、夜間足元灯、暗いから明るく、湧き水アピール、ブランコ、ツリーハウス、祭り、アスレチック、物見やぐら、景観見下ろす場所、年間竹管理計画と体験学習、親しみ深くなるイベント、昔の遊び方伝承、売店とテーブルとイス、高低差はある程度楽しめる・・・等々。
さすが!色々な視点からのアイデアが飛び出します!
意見がまとまったみたいです。
まずは、子供チームから発表です。
子供チームは出て来たアイデアを更に、同じ様なグループに分けました。
<アイデアまとめ~子供チーム~>
■環境対策
・日陰があると良い。竹の傘等で作ったらどうか?
・のどが渇くので水飲み場があるといい。暑さ対策としても必要。
■バリアフリー
・外国語の表現がされているといい。様々な国方達にも来てもらえる。
・点字ブロックがあるといい。
・ベビーカー用のスロープがあるといい。
■景観
・竹の隙間から見上げる空が綺麗。
■その他
・雨の日も遊べると良い。大きな軒下や四阿とかがあると良い。
・自販機があるといい。
・・・素敵なアイデアがたくさん出ましたね!
続いて、大人チームの発表です。
子供たちに負けないくらいのたくさんのアイデアが出されました。
<アイデアまとめ~大人チーム~>
・小川に近づける場所があると良い。
川遊びと兼ねられたら公園としての魅力が増す。
・平らで開けた場所があると良い。(遊具やベンチ等を設置する)
・滑り易い小道の整備に、土を固める為に「にがり」を利用する等はどうか?皆でワークショップ的に舗装路を作っていくイベントも考えられる。
・・・さすが大人チーム!
みんなのアイデアを、白地図上にまとめました。
▲子供チームの地図
▲大人チームの地図
グラフィックレコーディングを書いてくださる皆さんが、その場で、みんなの意見をイラストと文字とで、表現してくれます。
ものすごい速さ!!
なかには、アイデアへの思いが強過ぎて、自らグラフィックレコーディングを描いていく、積極的な、ちびっ子もいました!
素敵なスケッチが書けました!
アイデアや意見がどんどん増えて、それらが掛け算の効果で、より大きくて、素敵なアイデアへと、昇華してゆきます。
みんなの意見が、たくさんのイラストとして、実を結びました!!
竹林公園が素敵な公園になりますように!!
様々な人たちが楽しめる公園になりますように!!
未来のこどもたちにも喜んでもらえるような、ステキな公園になりますように!!
バリアフリーや色々な人々に使って頂ける、魅力的な竹林公園のアイデアがたくさん集まった一日となりました。
市では、今後も継続的に竹林公園を考えるイベントを実施予定です。
j.ito