5月24日(火)氷川台自治会館で「ラジオシェイクアウト訓練」のデモンストレーションを実施しました。
ポスター
「シェイクアウト訓練」とは、2008年にアメリカで始まった地震の際の安全確保行動である「命を守る3動作」を1分ほどで行う防災訓練のことです。3動作とは「①まず低く②頭を守り③動かない」で、日本でも10年以上前から、学校教育の一環として、教室で一斉に机の下にもぐる訓練が実施されており、経験した人も多いと思います。
今回の「ラジオシェイクアウト訓練」はTOKYO854くるめラ(旧FMひがしくるめ)が主催して実施したもので、防災専門家の話・防災情報の1時間の番組の中ほどに、ラジオの合図で参加者がテーブルの下にもぐり安全を確保するという訓練です。参加者のほとんどは家庭内で訓練に参加するので、モデルケースとして、局から氷川台自治会へ要請があり、自治会館でのデモンストレーション訓練を行うことになりました。
氷川台自治会員向けのポスター
事前打ち合わせ:会議中に地震という設定・・・自治会からは6名が参加・・・写真中央左は林自治会長・右は小梶くるめラ局長
ジェイコムがビデオカメラを引っ提げて取材に・・・写真右はくるめらの取材カメラマン
局とつないだ、訓練前の実況インタビュー
自治会館備え付けの緊急告知ラジオから訓練開始の合図
行動開始
素早くテーブルの下へ
デモンストレーションであっても真剣です・・・それにしても1分間は永く感じます
訓練直後の実況インタビュー
訓練終了後のジェイコムのインタビュー
ジェイコムでは翌25日のテレビ番組「つながるニュース」で取材ビデオを放映しました
放映の1場面
突然襲ってくる震災では、揺れの最中に身を守る「自助」が最も重要で全ての出発点です。自治会では防災会を組織して以来11年間、年2回、時には3回の防災・避難訓練を実施してきましたが、揺れが収まった後の共助の訓練が中心で、自助については訓練挨拶や講演、回覧板、チラシなど言葉や文字による啓発が頼りで、意識の浸透が課題でした。今回シェイククアウト訓練に参加して、短い時間でも「実際に体を動かすこと」が自助をより具体的・現実的に考えさせる効果があると感じました。今後、自助の啓発の強化に取り入れることになりそうです。
氷川台自治会