※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:10月29日 8時30分~15時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南沢3丁目にある東京都の南沢緑地保全地域および東久留米市の南沢樹林地で行った東京グリーンシップアクションについての報告です。
この取り組みは、企業やNPO、ボランティア団体および東京都が連携して行う自然環境保全活動事業です。詳しくは、東京都環境局のホームページをご覧ください。
今回の開催では、都内で唯一『平成の名水百選』に選ばれた緑地内の湧水群を観察した他、参加者が協働して湧水池の外周部で朽ちかけているロープ柵を更新しました。その他、訪問者が足を滑らす危険のある傾斜地に植物を植えた他、周辺部を弓型柵やロープ柵で囲いました。そして、保全活動に参加された企業の皆様は、予定を全てやり遂げて満足した様子で帰宅の途に付きました。
今の時季は「オオスズメバチ」などが冬に備えて活発に活動しています。活動時にも飛来していましたが、散策路沿いのクヌギなどは要注意です。散歩する際には気を付けてください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真: 南沢緑地の中央広場で今回参加した全員で記念撮影。皆さんは予定した以上の保全活動をやり遂げたと言う事でしょうか?素晴らしい笑顔が印象的でした。「ありがとうございました。」
※写真: ロープ柵つくりで要所に必要となる添木を準備しているところです。木杭を中央部から45度の角度でノコギリで切断しました。どれもうまく切れており、添木としての役割を果たしました。
※写真: 木杭を設置しているところで、写真上は始点にあたる場所で添木と木杭を固定するためにカスガイを金槌で打込んでいるところです。写真下はまさに押えた木杭をカケヤで打ちこむところです。
※写真: 写真上は、伐採してきたモウソウダケをナタで割竹して弓型柵用の部材を製作しているところです。写真下は、二手に分かれ中央部の人達が斜面にジャノヒゲを植えているところで、右側の人達が竹を弓型に挿し込んでいるところです。竹柵は跳ね上がり防止のため全てをシュロ縄で結束しました。
※写真:ボランティアの仲間も保全活動を支援に徹しました。モウソウダケ伐採時の様子ですが伐採方法の説明や周囲の安全確保、力添えなどして支援しました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔11月の活動予定〕4日(金)南町緑地、12日(土)歴環下里、18日(金)前沢緑地(含む森の広場)、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔12月の活動予定〕2日(金)南沢樹林地、3日(土)歴環野火止※野火止用水6市共同クリーンデー、10日(土)小山緑地、16日(金)金山緑地、24日(土)柳窪緑地
※2023年1月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!