※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:3月11日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(南沢3丁目)のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域で行った緑地保全活動についてです。
例年、この時季の南沢緑地では「イチリンソウ」・「ニリンソウ」などの保護のため、保護エリア内のアズマネザサや枯れたイワガネソウなどの刈込作業を行っています。今回は、備品の棚卸しを手始めに神酒沢湧水池の浚渫や竹林保護のための弓型柵設置、野草保護区内のササ刈りなどの保全活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方々の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:緑地内のあるフェンスに囲まれた保護区内で野草の発芽を促すためのアズマネザサの刈取りを行っているところです。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔3月の活動予定〕17日(金)柳窪緑地、18日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、25日(土)午前・向山樹林地/午後・学芸大雑木林、31日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔4月の活動予定〕8日(土)南沢緑地・南沢苗圃、14日(金)南町緑地、22日(土)南沢緑地、29日午前・氷川台緑地/午後・南沢樹林地 ※
※5月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真: 最初の3枚の写真は訪問者による竹林保護のための弓型柵およびその部材作りと設置している様子です。竹柵が抜けて跳ねあがりを防止するために弓型柵の交点をシュロ縄で結束しています。
※写真:「イチリンソウ」・「ニリンソウ」などの発育を促すため、保護エリア内のアズマネザサや枯れたイワガネソウなどを刈取っているところです。
※写真:南沢緑地内にある湧水池の一つ「神酒沢湧水池」の泥を浚渫しているところです。条件が良ければ池の底から湧き上がる湧水の様子を見れるかもしれません。
※写真:今年最初のニリンソウの開花の様子です。例年ですと3月下旬頃に開花するのですが約2週間ほど早く1輪だけ花を咲かせていました。今年はソメイヨシノの開花同様、早めに見頃を迎えると思われます。
※活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!