※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:6月29日 9時~15時 天気:曇り
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内小山5丁目および野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
午前中の活動場所は、小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林です。主に緑地北東側の草刈や野草保護のための草刈、投棄ゴミ回収などの作業を行いました。
午後からの活動場所は、都立西高校の北側にある雑木林です。主に野火止用水沿いのフェンスに絡んだクズ蔓の除去、厄介なボタンクサギとオオブタクサの伐根作業などを行いました。
通常の緑地保全活動時には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔歴環小山〕:病院側の市道沿いのフェンスに絡んだ蔓植物を取り除いているところです。左側には会の幟とグレー色の倉庫の一部が見えます。
※写真〔歴環小山〕:作業終盤を迎えてフェンスの網目が見えるまでになりました。その他用水沿いの場所で野草保護のための草刈を行いました。少しだけですが森の中の視野が広がったように感じました。
※写真〔歴環野火止〕:フェンスに絡んだ主にクズ蔓を取り除いているところです。ヒルガオやヤブガラシ、ヘクソカズラなども一緒に巻き付いており、駆除するのは大変な作業でした。通り側が見えるようになっています。
※写真:活動中に観察した昆虫の仲間です。「ヒダリマキマイマイ」「アシナガグモ」「ヤマトシジミ」です。その他、作業中にはタカの仲間の「ツミ」の飛翔も見ることができました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各所の雑木林で活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です。皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6316)まで連絡してください。
〔7月の活動予定〕5日(金)南町緑地、13日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、19日(金)南沢苗圃、27日(土)歴環下里
〔8月の活動予定〕2日(金)午前・市庁舎会議室(夏季打合)/午後・前沢緑地(含む森の広場)、10日(土)小山緑地、歴環野火止、16日(金)金山緑地、24日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、31日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
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森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。