『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:7月19日 9時~14時30分 天気:晴れ
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(南沢3丁目)のほぼ中央部にあり、清らかな湧水で有名な東京都管理の南沢緑地保全地域西側の苗圃地区で行った緑地保全活動についてです。
この緑地では近々林縁部草刈工事の予定が入っており、主に北側地区の倉庫周辺部や小雑木林周辺部、畑の跡地などの草刈を行いました。少し動くと汗がしたたり落ちるほどで全身がびっしょりでした。そのような訳で参加の呼びかけは出来ませんが、涼しくなりましたら是非参加ください。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:苗圃地区の入口を入った広場付近での草刈り作業の様子です。3月以来の活動と言う事で人の腰付近まで伸びた野草を刈取りました。今後も次々に新しい草が伸びてくることから新芽抑制のために刈取った物はその場に取り置きました。

※写真:湿度が高くほぼ無風状態で炎天下という悪条件でしたが草ぼうぼうな状態のため、こまめの休憩と給水等に心掛けて作業を進めました。昼までに北側の西半分について草刈りを終えました。



※写真:午後からは参加者が半減しました。その条件下、旧畑地に植えたドングリの苗木を守るために6列ある畝周辺部の草を刈取りました。コナラなどの実生樹木が生長しているのを確認できました。



※写真:以下の写真は今回の活動時に観察した主な生きものです。上から順番に昨年植えたドングリが芽ばえた「コナラ」、次が食卓にも上る事がある開花した「ミョウガ」、会の倉庫に作られたモンスズメバチと思われるハチの巣、これは危険が伴う事から市に依頼して駆除しました。次がカミキリの仲間で黒色の「ノコギリカミキリ」、絶滅危惧種「ヒガシニホントカゲ」、最後が捕獲した「タマムシ」で複数匹観察した他、多くの昆虫を確認しています。






〔7月の活動予定〕27日(土)歴環下里
〔8月の活動予定〕2日(金)午前・市庁舎会議室(夏季打合)/午後・前沢緑地(含む森の広場)、10日(土)小山緑地、歴環野火止、16日(金)金山緑地、24日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、31日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。