東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:3月30日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(南沢3丁目)の南沢緑地保全地域の南側にある東久留米市管理の向山緑地公園および南沢樹林地において行った緑地保全活動についてです。
午前中は向山緑地公園にて野草保護のための弓型柵の更新と林縁部のマダケの伐採など行いました。午後からは、場所を南沢樹林地へ移して竹林内部の枯損竹や未熟竹などを伐採して整理するなどの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔向山緑地〕:野草保護のための弓側柵を更新するための部材作りの様子です。マダケを5本程伐採後150㎝長に玉切りしてから、それらを6等分に割竹します。その部材を保護エリア周辺部へ弓型に差し込んで完成です。

※写真〔向山緑地〕:弓型柵の部材作りと完成後の保護柵の様子です。


※写真〔南沢樹林地〕:伐採した竹類を整理する場所を確保するためにそれらの周辺部を整理しているところです。

※写真〔南沢樹林地〕:竹伐採と玉切り、整理作業の様子です。今回の活動では枯損竹と未熟な竹を中心に30本ほど伐採して玉切り、更に枝払いして整理しました。また、灌木類の剪定など行った結果、竹林の中が明るくなって林縁方面が透けて望めるようになりました。






※写真:南沢緑地や向山緑地公園などで観察した生きものです。南沢のニリンソウは白い花芽がありましたので今週中には開花するはずです。イチリンソウはまだ花芽が確認できません。そして近くの畑ではツクシを見つけました。向山緑地公園ではクビキリギスが飛び跳ねていました。その他ルリタテハやニホンヤモリなども観察しました。




〔4月の活動予定〕4日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、12日(土)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、13日(日)観察会(赤塚公園・赤塚植物園)、18日(金)南町緑地、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔5月の活動予定〕2日(金)小山緑地、3日(土)南沢緑地(環境公社イベント参加)、10日(土)南沢緑地、11日(日)柳泉園雑木林、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、24日(土)歴環下里、31日(土)金山緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。