東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:4月4日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内小山5丁目および野火止2丁目にある野火止用水沿いに残された東京都の歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
午前中の活動場所は、小金井街道松山3丁目交差点の東側にある雑木林です。主に緑地北側の用水沿いの草刈や整理、支障枝の剪定、投棄ゴミ回収などの作業を行いました。
午後からの活動場所は、都立西高校の北側にある雑木林です。主に野火止用水沿いのクズ蔓などの除去およびロープ柵の修繕などの作業を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真〔歴環小山〕:緑地東側にある病院の近くで野草保護のための草刈作業を行っているところです。野火止用水が運んだと思われる「コバギボウシ」などの野草が生育しています。大切に保護して行きましょう。

※写真〔歴環小山〕:春の暖かな日差しを浴びて鎌やノコギリ、剪定バサミのほか、刈払い機なども利用して保全活動を行いました。読者の皆様の「ちょこボラ参加」をお待ちしています。



※写真〔歴環野火止〕:20m程の区間の用水際とフェンスの間から伸び始めていたクズ蔓を駆除しているところです。2名が長靴を履いて入水。駆除した蔓などはフェンス越しに緑地側の仲間へ渡しました。

※写真〔歴環野火止〕:用水を覆うように伸びていたクズ蔓とそれらを切断している様子およびそれらを緑地内で処分している様子です。



※写真:今回の活動時に観察した生きものです。順番に「アマナ」「ジロボウエンゴサク」「ヤエムグラ」と仲間が見つけた「エゴシギゾウムシ」と「ワカバグモ」、「ツチイナゴ」です。今回の活動では、多くの植物と昆虫に出会えました。






〔4月の活動予定〕12日(土)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、13日(日)観察会(赤塚公園・赤塚植物園)、18日(金)南町緑地、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔5月の活動予定〕2日(金)小山緑地、3日(土)南沢緑地(環境公社イベント参加)、10日(土)南沢緑地、11日(日)柳泉園雑木林、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、24日(土)歴環下里、31日(土)金山緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。