2月13日午前、防災会役員会が開催され、防災倉庫4つの点検「定期棚卸し」が実施されました。これに合わせて自治会内の消火器の交換が行われました。
2010年当時、自治会内には市設置の消火器は6基しかなく、60世帯に1基という状況でした。氷川台で最も懸念すべき災害は火災です。そこで、自治会で独自に設置することを決め、開始したばかりの資源ごみ集団回収の報奨金を消火器購入に当てることとして、2011年11月から、約1年をかけて22基を設置しました。その後、新たに市の消火器も2基の増設があり、自治会内消火器は30基となり、11世帯に1基となっています。
自治会消火器設置から10年、防災会が定期点検を継続し、問題なく過ごしてきましたが、有効期間に到達してしまい、交換しなくてはならなくなりました。

防災倉庫の棚卸し

防災倉庫には今日交換する新消火器10基が出番を待っています

消火器配置図を片手に2台の台車で出発・・後ろは前田防災会長、前は最若手の二階堂防災役員

これは10年前の業者によるボックス取付作業・・・交換はこのボックスから始めます

上の写真と同じボックスに到着・・・ボックスの「消火器」の文字は、10年の歳月でぼやけてしまいました

消火器に付けた番号を確認して交換・・・左が旧、右が新、この10年で進化し、スチール製からアルミ製に、軽量小型化し、消火性能は変わりません

交換後、ボックスには新たな「消火器」のシールを貼ります・・・蓄光シールなので夜間は光ります
これから1年計画で、自治会消火器22基を交換しますが、手始めに10基を交換しました。この10年間、これらの消火器は1度も働いたことがなくその役割を終えました。一見無駄に見えますが、本来の役目を果たさないことこそが、「安心・安全」という果実を実らせる根であり幹となっているのだと思います。役目を終えた10基の消火器に「ご苦労様」と声を掛けました。
氷川台自治会