7月4日(日)、氷川台自治会の新企画「七夕かざり」が、氷川台遊園で始まりました。

ポスター
自治会会員が「ふれあう場」として年々回数を重ね、会員の生活リズムの中に組み込まれ、無くてはならないまでに成長した「夕涼み会」は、毎年8月下旬、小山台遊園に子どもから高齢者まで幅広い層の会員が一堂に集い「大きな家族の夏の風物詩」となっています。しかし、コロナ禍には抗えず、昨年は中止、今年も例年のような開催は望めないような状況です。
そんな中、家に籠りがちの会員が、密にならない程度に集って楽しめるイベントをということで、自治会イベント企画・実施委員会が、知恵を絞ってこの「七夕かざり」を企画しました。

前日の3日、前田防災会長が成美の森から4本の孟宗竹を切り出し、林自治会長と2人で遊園東の金網際に立てます

竹は切るとすぐに葉がしおれて枯れやすいので、太い竹を花瓶代わりにして水を張り、そこに立てます

4日当日は朝からの雨、テントを張って受付を設営、参加者が密にならないように、午前と午後それぞれ2時間の受付時間を設け、イベント委員が交代で務めます

雨が降り続け、水たまりのできた遊園を、自治会長と防災会長が、砂をまいて整備します

会員には事前に短冊が1枚ずつ配られており、願い事を書いて持参、自ら竹に吊るします

受付で短冊をもらい、書き込む子供も・・・

小さい子は用意された踏み台に乗って・・・

参加した子供たちには、参加賞として「バスボール」が貰えます、箱の中からつかみ取ります

吊るされた短冊をこっそりのぞくと、「コロナ退散」が多いようです、中には「百名山制覇」という大望もありました・・・ちなみに自治会内には何年も前に百名山を制覇した女性会員がおられます

4時過ぎ、新たに種々の飾りをつけ足して、高く立て直します・・・遊園に3本、自治会館西に1本

会館西の1本

夕刻、遊園の3本のライトアップの準備

ライトアップされました、ただ、ライトの光がまぶしくて少々見にくい感が・・・

自治会館に忘れ物として長く保管されていた傘をライトの前に置き、ちょうどよい目隠しになりました

翌5日のライトアップ・・・目隠しの傘は、風で飛ばないようにフックで金網に着ける改良がされました
ライトアップは6日夜9時まで・・・7日夕方まで飾りました
イベント委員会が、知恵を絞っての「七夕かざり」でしたが、梅雨末期の、毎日雨降りという悪条件の下での実施となりました。当日朝には、「30人、来るかしら」などという悲観的な声もありましたが、1日中雨の中、来場者は84名(うち子供29名)という結果となり、自画自賛ながら大成功と言ってよいでしょう。参加した会員は、午前・午後の4時間に、申し合わせたように分散してやってきてくれ、密になることはありませんでした。展示後も、三々五々見学にきてくれ、ライトアップに浮かぶ七夕飾りに感嘆の声をあげていました。この「七夕かざり」自治会の新行事として定着することでしょう。
氷川台自治会