『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:7月26日 8時50分~13時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、東久留米市にある野火止用水歴史環境保全地域(下里6丁目)において東京グリーンシップアクション(企業等がNPO法人等及び都と連携し、都の指定する保全地域において自然との触れ合い、学習、体験活動等の自然環境保全活動を行っています。※東京都環境局HPより)を開催しました。参加企業は株式会社ニチレイフーズ社員6名の方々で、普段手にする事のないカケヤや刈込バサミ、クマデなどを使いこなしていました。
この野火止用水沿いの下里地区には、東西350mx南北50mほどの細長い緑地があります。今回のイベントでは、参加して頂いた同社社員のご協力により、緑地東側散策路の用水路側ロープ柵約80m区間を更新しました。また、緑地中央部の雑木林再生区画では、萌芽樹木保護のための草刈作業と一部ですがもやわけ作業を行いました。
参加された社員の皆様のおかげで、散策路が歩きやすくなった他、遅れていた雑木林再生のための活動を行う事が出来ました。今後も緑地保全のための活動を継続して行きますのでご協力の程よろしくお願いいたします。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:活動前に参加者の集合写真を写しました。まだ活動前の時間帯ですので皆さん笑顔で余裕のある顔をしています。同社とは20年に及ぶお付き合いがあり野火止用水沿いの緑地保全活動にご協力いただいています。

※写真:雑木林再生のための草刈作業と散策路沿いのロープ柵更新作業の様子です。冒頭でも述べさせてもらいましたが、普段手にする事のないカケヤや刈込バサミ、クマデなどを使いこなして緑地保全活動に精を出していました。






※写真:最初の写真は、樹木伐採後に芽生え育った枝の内、優勢な枝を育てる『もやわけ』後の写真です。次がその再生地区の草刈後の現場の様子です。最後が散策路沿いロープ柵の更新後の様子です。中々の出来栄えです。



※写真:今回の活動時に出会った主な昆虫です。上から順番にスズメバチの仲間「コガタスズメバチ」、ガの仲間で「ギンツバメ」、最後がタマムシの仲間「タマムシ(ヤマトタマムシ)」です。これらの出会いも活動の楽しみの一つです。



〔8月の活動予定〕1日(金)南沢苗圃、8日(金)夏季打合せ(13時~市庁舎401)、9日(土)前沢緑地(含む森の広場)、15日(金)小山緑地、23日(土)金山緑地、30日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔9月の活動予定〕5日(金)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、13日(土)南沢緑地、19日(金)前沢緑地(含む森の広場))、20日(土)午前・竹林公園/午後・向山緑地、27日(土)歴環下里(グリーンシップアクション)
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。