東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:5月24日 9時~15時 天気:曇
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回は、東久留米市にある野火止用水歴史環境保全地域(下里6丁目)において東京グリーンシップアクション(企業等がNPO法人等及び都と連携し、都の指定する保全地域において自然との触れ合い、学習、体験活動等の自然環境保全活動を行っています。※東京都環境局HPより)を開催しました。活動を行った方々は『日本電設工業株式会社』社員約30名で、普段手にする事のないスコップや刈込バサミ、クマデなどを使いこなしていました。
この歴史環境保全地域は、東西350mx南北50mほどある細長い緑地です。今回のイベントでは、緑地東側で「植樹用苗木の確保と育成」および緑地西側において雑木林再生のための「林床の草刈」、「苗木の植樹」などの活動を行いました。
参加して頂いた同社社員のご協力により、緑地西側区画の皆伐された約1,000㎡において雑木林再生の第1歩を踏み出す事が出来ました。
今後も同活動を継続して行きますのでご協力の程よろしくお願いいたします。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:今回の活動に参加された日本電設工業株式会社の社員および会の仲間や関係者の皆さんの集合写真です。予定していた活動を全てやり終えて、皆さん良い表情をしています。

※写真:参加された皆さんがスコップ片手に植樹用および育成用苗木の掘起しや育成のために苗木をポットに移したり育成区画へ植えたりしているところです。






※写真:緑地西側において貴重野草などの保護のための草刈や雑木林再生のための植樹作業を実施しているところです。今後の同樹木の生長が負けないよう、草刈りは必須作業ですが雑木林の生長は大いなる楽しみです。






※写真:今回の活動で観察した生きものです。最初が蛾の仲間「タケノホソクロバ」、2番目がクモの仲間「ドヨウオニグモ」、最後は体が光り輝いているハエの仲間「アシナガバエの仲間」です。いずれの生きものも伐採されたヤマザクラの萌芽した葉にとまっていたものです。



〔5月の活動予定〕31日(土)金山緑地
〔6月の活動予定〕6日(土)&7日(日)環境フェスティバル、14日(土)柳窪緑地、20日(金)南沢緑地、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山緑地、28日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。