※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:3月3日 9時~14時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東村山市と東久留米市(下里6丁目)の市境を西から東へと流れる野火止用水沿いにある東京都管理の野火止用水歴史環境保全地域で行った緑地保全活動についてです。
この緑地は、東西に350mx南北50mほどある細長い緑地です。今から12年前に樹木を皆伐して再生させた区画があります。今日は、再度更新するための試行作業としてクヌギやムクノキ、ミズキ、アカメガシワなど計6本および枯損木2本を伐採して整理しました。今後、継続して実施していく予定でいます。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:写真右下から中央にかけて見えるのが伐採したばかりの『クヌギ』です。幹の径が22から23㎝ほどあり、高さが10mを超えるほどありました。樹木の高所に牽引用ロープを取り付ける時や伐倒時など重大事故につながる事があります。想定通りに倒れた時には安ど感が広がります。

今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔3月の活動予定〕11日(土)南沢緑地、17日(金)柳窪緑地、18日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、25日(土)午前・向山樹林地/午後・学芸大雑木林、31日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔4月の活動予定〕8日(土)南沢緑地・南沢苗圃、14日(金)南町緑地、22日(土)南沢緑地、29日午前・氷川台緑地/午後・南沢樹林地 ※
※5月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真〔上〕:伐採直後の切り株と切り倒した樹木です。〔中央左〕:樹木高所にある枝を切り落とす場合には「長柄ノコギリ」を使います。柄の部分が最大で6m程まで伸びるので梯子など使わずに安全に作業を進めることが出来ます。〔中央右〕:伐採した樹木はノコギリで切断します。幹についている枝は全て切り落とし幹部分は150㎝程の長さに玉切りします。下:伐採樹木は、廃材置場へ運搬して積載します。枝分かれした物はかさ張らない様に1本ずつ剪定ばさみ等で切り落として積載しておきます。




活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!