※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:6月4日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(柳窪4丁目と5丁目)を流れる黒目川沿いにある東京都と東久留米市の緑地において行った緑地保全活動についてです。尚、活動予定日は2日でしたが、台風による大雨の影響により4日へ順延しました。
最初に同市の柳窪ケヤキ森の広場へ移動。保護対象のイワウメヅルやニガクサを保護しながらアズマネザサ刈りおよび入口部の樹木剪定など行いました。次に都の緑地保全地域へ移動。セットバックされたマダケ林区画でのマダケおよび草の刈込、整理作業を行いました。最後に市の柳窪第2樹林地へ移動。林縁部から道路際まで逸出してきていたマダケの伐採作業を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:「柳窪ケヤキ森の広場」内の中央散策路際の活動の様子です。歩行エリアがアズマネザサなどのイネ科植物に覆われており、刈払い機を使って切り開きました。刈草はクマデでかき集めすべて奇麗に整理しました。また「10小みらい橋」からの散策路も含め整備しましたので散策しやすくなっています。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔6月の活動予定〕10日(土)と11日(日)環境展参加、16日(金)南沢緑地、17日(土)午前・竹林公園/午後・向山樹林地、24日(土)午前・柳窪ケヤキ/午後・柳窪緑地、30日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止 ※
〔7月の活動予定〕8日(土)南町緑地、14日(金)氷川台緑地、22日(土)歴環下里、29日(土)午前・南沢苗圃/午後・学芸大
※8月以降の活動日については、『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しておりますのでそちらもご覧ください。
※写真:今回は「ちょこボラ」参加された方も含め総勢7名で3か所の緑地保全活動を行いました。生きものと共存できるような適度な保全を実施しています。皆様のお声掛けをお待ちしています。
※写真: 次に紹介するのは今回の活動時に出会った生き物です。最初の写真は、初めて出会った蛾の仲間「ウスキツバメエダシャク」です。蛾と言うよりは蝶の様な清楚な感じがしました。2番目がアゲハチョウの仲間の「ジャコウアゲハ」の幼虫と食草で貴重種の「ウマノスズクサ」です。3番目が倉庫にはりついていたカタツムリの仲間「ミスジマイマイ」です。最後が今頃から観察できるカメムシの仲間で「クサギカメムシ」です。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!