東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:2月28日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市(柳窪4丁目と5丁目)を流れる黒目川沿いにある柳窪緑地保全地域(約13,500㎡)において行った緑地保全活動についてです。
この緑地では、ケヤキやシラカシ、ムクノキなどの高木の他、アオキやチャノキなどの低木、そして広範囲にマダケ林が広がっています。今回は、黒目川に架かる天神橋下流部の右岸側に広がる保全地域においてマダケの間伐および整理作業などの活動を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:伐採したマダケを150㎝長に決断したり枝を切り降ろしたりして整理中の様子です。竹林は管理作業を怠ると密植して陽当たりや風通しが悪くなり挙句の果てには「テングス病」などに罹患してしまします。今回は、それらを防ぐための処置として多くのマダケを間伐しました。

※写真:作業は午前中から午後3時まで続けました。約20mx40mの区画に生育していたマダケを河川沿いは皆伐して緑地内は2m四方に1、2本残す形で間伐しました。結果、最終到達地点から南側の通りまで透けて見えるほどになりました。






※写真:今回の活動時に観察した生きものです。庫内工具などの棚卸時に観察した冬眠中の「ニホンヤモリ」と休憩中にかんさつした「ツヤアオカメムシ」です。ニホンヤモリについては傷つけないように元の場所へ戻しました。


〔3月の活動予定〕8日(土)歴環下里、14日(金)南沢緑地、15日(土)午前・竹林公園/午後・南沢苗圃、22日柳窪緑地、29日(土)午前・向山緑地/午後・南沢樹林地
〔4月の活動予定〕4日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、12日(土)午前・南沢緑地/午後・南沢苗圃、18日(金)南町緑地、26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。