東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:4月18日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、市内南町3丁目にある東京都管理の南町緑地保全地域と東久留米市管理の南町森の広場で行った緑地保全活動についてです。
これら東京都および東久留米市管理の緑地では、ナラ枯れ病により多くの罹患樹木が伐採されました。特に森の広場側では昨年末にかけて多数伐採された結果、広場状態の個所もあるほどです。また、森の広場側では、いきもの保護のためのロープ柵更新作業を実施しています。ロープ柵は全体で4カ所の島に分かれています。今回は、未了だった最後の南町地区センター側通り沿いの島について更新作業を行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:森の広場の南町地区センター側の散策路入口での活動の様子です。散策路用の擬木杭を大きなカケヤで林床から高さ60㎝x180㎝間隔で打込んでいるところです。手前では杭のロープ穴の方向を見定めています。

※写真:森の広場の北側から南側へ向かった作業の様子です。今回の活動では緑地内の散策路沿いは完了しました。但し、通り沿いは資材が不足したことから途中までしか更新できませんでした。出来るだけ早い時期に残りの部分を更新できればと思っています。






※写真:今回の活動で観察した生きものです。最初が中国原産のキンポウゲ科セリバヒエンソウ、次がイヌサフラン科ホウチャクソウ、最後が南沢の竹林で観察したミノガ科の幼虫が竹の葉で作った「ミノ」です。



〔4月の活動予定〕26日(土)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林
〔5月の活動予定〕2日(金)小山緑地、3日(土)南沢緑地(環境公社イベント参加)、10日(土)南沢緑地、11日(日)柳泉園雑木林、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、24日(土)歴環下里、31日(土)金山緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。