東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:6月1日 9時~15時 天気:曇り時々晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市金山町1丁目にある市立第6小学校の南側に位置する東久留米金山緑地保全地域(面積約13,000㎡)での緑地保全活動についてです。
この緑地保全地域では、林縁部を整えるための草刈工事を予定しています。その工事に先立ち、林床に生育する多くの野草を保護するため保護柵を設置しました。合わせて、保護柵内を含む周辺部の草刈および萌芽更新している樹木や実生樹木などのもやわけや繁茂した枝の剪定作業など行いました。北側の通りからの見通しも良くなり、繁茂感も薄らいだかと思います。予定されている工事が終われば、更に良くなると思います。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:以下の写真は、野草保護のために草刈りを終えてその周辺部に目印となる杭を立てている様子です。合わせて野草に絡んでいる蔓性植物を取り除いているところです。今後、設置したロープ柵沿いには看板を取り付ける予定でいます。大切に見守ってください。

※写真:以下の写真は緑地の保全活動として行った下草刈りや樹木剪定、野草保護のための周辺部の草刈、杭の打込、刈り草の整理、小雑木林再生のための樹木間伐と剪定作業の様子です。






※写真:今回の活動では緑地の保護区内において草刈りや剪定作業などしたことから多くの生きものが現れました。主な生きものは「ニホンカナヘビ」、「ノコギリクワガタ」、大きさが1㎝以上もある「ハラグロオオテントウ」、「ニホンキマワリ」、「ホオズキカメムシ」、見ることが少なくなった「ヒラタクワガタ」です。このほか、「ハグロトンボ」や猛禽類の「ツミ」の鳴声なども耳にしました。誠に豊かな自然に感謝です。






〔6月の活動予定〕6日(土)&7日(日)環境フェスティバル、14日(土)柳窪緑地、20日(金)南沢緑地、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山緑地、28日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
〔7月の活動予定〕4日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、12日(土)南町緑地、18日(金)午前・氷川台緑地/午後・学芸大雑木林、26日(土)歴環下里(グリーンシップアクション)
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。