『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:7月18日 9時~11時30分 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、氷川台1丁目付近の南側を流れる黒目川河岸段丘上にある、東京都指定:氷川台緑地保全地域(成美の森の広場)での緑地保全活動についてです。
近隣自治会の皆様方とともに緑地北側と東側林縁部および散策路沿いの草刈作業を行いました。また、緑地西側に隣接する宅地沿いで越境する支障木の伐採と剪定、整理作業なども合わせて実施しています。参加された近隣自治会の皆様!ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:近隣自治会の皆様方が散策路および周辺部の繁茂した草を刈取っている様子です。

※写真:緑地の北側通り沿いおよび散策路沿いでの作業の様子です。今回真夏の暑さの中でしたが、適度な休憩や水分補給しながら予定していた範囲内で緑地保全活動を終えました。緑地全体からみると少しだけですが整備されたかと思います。






※写真:緑地西側の宅地との境にある支障木の伐採および剪定、整理作業、緑地東側の林縁部の草刈の様子です。緑地の林縁部では倒木の危険回避のため林縁部の樹木伐採を行いました。そのため、日当たりのよくなった林縁部では通常植物や蔓性植物、実生樹木など大繁茂状態です。今回は、それらを刈取った他、伐採、剪定などの活動を行いました。



※写真:今回の活動時に出会った昆虫の仲間です。順番に今年良く観察する「コオニヤンマ」、大発生状態の「チュウゴクアミガサホゴロモ」、今が盛りの「オニユリ」の密を吸う「カラスアゲハ」です。その他、多くの昆虫を観察しています。



〔7月の活動予定〕26日(土)歴環下里(グリーンシップアクション)
〔8月の活動予定〕1日(金)南沢苗圃、8日(金)夏季打合せ(13時~市庁舎401)、9日(土)前沢緑地(含む森の広場)、15日(金)小山緑地、23日(土)金山緑地、30日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。