『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:8月15日 9時~15.時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の報告は、小山1丁目付近を流れる黒目川河岸段丘上にある、東京都指定:小山緑地保全地域で実施した緑地保全活動についてです。
お盆の時期ですが、いつものメンバーが集まり通常通り活動を行いました。主な活動は、緑地北側の倉庫周辺部の灌木類の伐採・剪定および草刈と南北に抜ける散策路や小山台遺跡公園方面と繋がる散策路沿いの草刈、ゴミ収集作業などを行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:緑地北側に設置してある会の倉庫周辺部での草刈作業の様子です。手前が市道ですが緑地内に入るための散策路はイネ科植物などに覆われて歩きにくい状態でした。

※写真:午前中の活動の様子です。暑い日差しが戻っていた事もあり、皆さん大いに汗をかきながら活動を続けました。緑地北側の倉庫周辺部は、灌木類や草も刈取られて森の中まで見通せるようになっています。






※写真:午後から実施した散策路沿いの活動の様子です。南北に抜ける散策路は全区間草刈を終えています。但し、東南側へ抜ける一部の区間は、時間の関係で草刈り出来ませんでした。




※写真:今回の活動時に観察した生きものです。上から順に今が盛りのヒガンバナ科「ナツズイセン」、同じくヒガンバナ科「キツネノカミソリ」、カタツムリの仲間「ヒダリマキマイマイ」、最後が夏の終わりを告げるセミの仲間「ツクツクボウシ」です。




〔8月の活動予定〕23日(土)金山緑地、30日(土)午前・歴環小山/午後・歴環野火止
〔9月の活動予定〕5日(金)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地、13日(土)南沢緑地、19日(金)前沢緑地(含む森の広場))、20日(土)午前・竹林公園/午後・向山緑地、27日(土)歴環下里(グリーンシップアクション)
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。