東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。

日時:5月3日 9時~15時 天気:晴
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、西武鉄道および東京都環境公社の共同開催のウォーキング&ハイキング「東久留米で湧水と新緑満喫ウォーキング」での活動紹介です。
この日は、好天にも恵まれて2,000名余り(速報値)の人がこのイベントに参加しました。我々は、ウォーキング&ハイクのルート上にある南沢緑地保全地域おいて、来場者用に自然観察会や木の実やシュロを使ったクラフト体験など提供しました。更に、100名様限定のモウソウダケで制作した「青竹踏み」も提供しました。勿論、東久留米自然ふれあいボランティアが市内各所で行っている緑地保全活動についても説明しました。
自然観察会に参加された来場者の皆様は、都心に近いこの地で1日1万トンもの湧水が清流を作る様を見学して一様に驚いていました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の保全活動への参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
※写真:特別観察会に参加された皆様に対して弊会の仲間がこの南沢緑地保全地域について説明しているところです。この後、海老沢湧水地から閉鎖地にあり普段は見ることができない沢頭湧水地を巡りました。あまりの自然景観のため皆様驚いたことでしょう。


※写真:この日の観察会の折偶然に観察した「サナエトンボ科ヤマサナエ」です。

〔5月の活動予定〕10日(土)南沢緑地、11日(日)柳泉園雑木林、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、24日(土)歴環下里、31日(土)金山緑地
〔6月の活動予定〕6日(土)&7日(日)環境フェスティバル、14日(土)柳窪緑地、20日(金)南沢緑地、21日(土)午前・竹林公園/午後・向山緑地、28日(土)午前・柳窪ケヤキ森の広場/午後・柳窪緑地
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用
する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!
※森を散策する場合には突然の倒木や頭上からの枝落などの危険がありますので十二分に注意ください。