※『東久留米自然ふれあいボランティア』は、東久留米市内の主に緑地保全地域などの自然環境を保全するためのボランティア団体です。
日時:9月2日 9時~11時30分 天気:雨
東久留米市内の地形は起伏に富んでおり、西側の柳窪付近(約70m)から東側の神宝町付近(約40m)にかけて緩やかに傾斜しています。そして、柳窪や南沢などの湧泉地を起源とする黒目川や落合川、立野川などの中小河川がその谷筋を流れています。そして、その台地上には東京都管理の緑地保全地域の他、同市管理の樹林地や森の広場など多くの緑地があります。
今回の活動紹介は、東久留米市の西側(柳窪4丁目・5丁目)にある東京都の柳窪緑地保全地域(広さは約13,500平方メートル)で行った緑地保全活動についてです。
通常は、一日活動ですが雨天決行したことから、半日そして柳窪緑地保全地域に限定した活動としました。※柳窪ケヤキ森の広場での緑地保全活動は中止しました。倉庫周辺部や林縁部の草刈り、繁茂した樹木の剪定、交通支障木などの剪定、整理作業など行いました。
活動には人手が必要です。自然を愛する方の参加をお待ちしています。
今回の活動内容については、以下の写真をご覧ください。
⇒写真を左クリックすると大きな写真になります。
※写真: 梯子が固定されている樹木は「ミズキ科ミズキ」です。この樹木は、今の季節は沢山の枝葉を付けた車枝を四方へと伸ばします。結果、傘を差した状態になり林床は日差しが遮られた状態になります。野草保護の観点から、最下段から2段分枝打ちしました。また、樹木と梯子の合間に見えますが、同時に刈払い機で林縁部の草刈りも行いました。
今後も、年間活動予定表に基づき市内各地の雑木林の保全活動を行っていきます。この活動報告をご覧になった皆様!活動当日緑地へお出かけください。見学だけでも結構です、皆様のお声掛けをお待ちしております。または、広報を担当しています下村(090-8567-6313)まで連絡してください。 尚、参加を希望する際には新型コロナウイルス感染症対策の徹底をお願いします。
〔9月の活動予定〕10日(土)南沢緑地周辺部(グリーキャンパスプログラム)、16日(金)前沢緑地(含む森の広場)、17日(土)竹林公園/向山樹林地、24日(土)歴環下里、30日(金)南沢緑地
〔10月の活動予定〕8日(土)向山樹林地、14日(金)午前・歴環小山/午後・歴環野火止、22日(土)南沢苗圃、29日(土)南沢緑地
※11月以降の活動日については『情報サイトくるくるチャンネル』内の当団体のプロフィールをご覧ください。また、各緑地には『活動案内板』を掲示しております。
※写真: 雨天にも拘らず7名の仲間があつまりました。活動前には、フェンスに絡まった蔓草や繁茂した枝葉などにより薄暗い状態でした。半日の活動でしたが見通しもお良くなり明るい森になりました。
※写真:剪定枝の整理作業中、普段は高所に潜んでいる「※コオロギ科:アオマツムシ」を観察しました。まさに剪定枝を切り詰めていた時、ケヤキの木に飛び移ったところを撮影したものです。 外来種ともいわれていますが古来より生育していた可能性もあるとも言われています。
活動には特殊技術は不要です。緑地保全のために枯木の整理や草刈り、落ち葉掃きなどして頂ければ結構です。使用する道具も揃っており、現役世代や60代、70代、80代、女性会員も活躍しています。東久留米市内の緑地保全に是非ご協力下さい!